サービス対応事例 – 志木市の作業依頼内容のご紹介

サイトをご覧いただきありがとうございます。店長をしております内藤と申します。
こちらでは、以前、本社があった志木市での体験したサービス事例をご紹介します。

これから整理を進めようとお考えの皆様に、ご参考いただければと思いまして事例としてご紹介しています。

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故人の資産を探した事例・ご高齢者の方の生前整理・昭和時代のテレビ

1件目は、40年以上借家に住んでいたお姉さんが亡くなり、弟さんからのご依頼です。
弟さんはお姉さんとの仲が良かったものの、部屋に入るのは20年ぶりという状況でした。
お姉さんの預金通帳や資産の把握が難しく、時間をかけて2DKの平屋を整理することにしました。

作業中には、金融機関からの手紙や家計簿を発見し、故人の財産情報を確認する手がかりとしました。

2件目は、30年以上住んでいたマンションから、同じ敷地内の別棟に引越しされる80代後半のおばあちゃまのご依頼です。
おばあちゃまは膝が悪くなり、階段の上り下りが辛くなったため、スロープがある棟への引越しを決意されました。3LDKから2LDKへの引越しに伴い、使わないものや家具を処分し、新しい生活への準備を進めました。

3件目は、部屋には昭和時代のレトロなテレビや家具が残っていた部屋です。これらの品々は身内の方にとって懐かしい思い出をよみがえらせるものでした。

それでは、それぞれの具体的な事例を詳しくご紹介します。

相続した弟さんの依頼で亡くなった方の資産状況を探した事例 】

ご依頼を頂いたのは、40年以上借家に住んでいたお姉さんが亡くなられた部屋でした。ご依頼主は70代の弟さんで、お姉さんとは非常に仲が良かったものの、部屋に入るのは20年ぶりと伺いました。

弟さんは、お姉さんの預金や資産の全容を把握できておらず、それらを確認する必要がありました。

店長の内藤は、今の仕事をして23年目になりますが、ときには同居しているご夫婦であっても、互いの資産状況を全て把握していないこともあると実感します。

銀行通帳イメージ出典 写真ACより

それがいい悪いではなく、独身時代の資産などが含まれ、時には本人が忘れているともあるからです。

そのため、今回は2DKの平屋を時間をかけて整理することにして、特に金融機関からの通知や重要な書類を探すことに重点を置きました。

作業初日は、部屋全体を見まわし、押し入れや棚の隅々まで確認しました。金融機関からの通知や手紙が見つかれば、お姉さんがどの銀行に預金を持っていたかを推測する手がかりになるからです。

ただ、最初の段階ではそういった手がかりは見つかりませんでした。

次に、故人が残した記録を探してみました。亡くなった方が残している記録には、預金の情報が含まれていることがあるからです。すると以外なところ(テレビ台の奥)に家計簿が落ちていました。

家計簿

これは1962年の古い家計簿でしたが、中を確認してみると日時の中に銀行名と出入金の額が書いてありました。
そして、現在も存在している銀行のものでした。これを見つけた時に(手前味噌ですが)ふといい仕事をしたと思いました。
この情報を基に、後日、弟さんがその銀行に連絡を取り預金の確認を取ることができたそうです。

また、作業中に積み立てをしていたような手紙が残されていました。
弟さんに確認すると「確か、昔しに金を買っていたことを聞いたことがある」と伺いました。

これらも、故人の口座情報を確認するために重要な手がかりとなりました。手紙のなかを見ると口座の残高や取引履歴が記載されていたからです。

金の積み立て通知書

さらに、部屋の整理を進める中で、企業が発行するポイントカードや会員カードも見つかりました。これらは一般的には相続の対象にはなりません。

ただ、大手航空会社のマイレージポイントは、会社の規約によっては、相続できる場合があるため、そのことを弟さんに伝えました。

このように、部屋のかなには故人の財産に繋がる、書類が残っていることが多いです。証券関連の書類や生命保険証券、銀行口座情報、不動産関連の書類もあります。

最終的に、お姉さんが残した資産のなかで、弟さんが知らなかった財産を把握することができました。このように、亡くなった方の部屋では捨ててはいけない書類がありますのでご注意ください。 捨ててはいけないも – 続きはこちら

同じマンション内の引越し・荷物整理】

80代後半のおばあちゃまから生前整理のご相談がありました。柳瀬川駅近くにある、30年以上住み慣れたマンションの1階から、同じマンション名のつく別棟へ移るというご依頼でした。
おばあちゃまは、ひざの調子が悪くなり、半階段の上り下りが日に日に辛くなったため、スロープのある棟に引っ越すことを決めたそうです。

柳瀬川駅

当店は、昔、志木市に本社があってニュータウンに住んでいるスタッフも在籍しているので、同じマンション内の引っ越しの話は以前より聞いたことがありました。

まずは、おばあちゃまの部屋に伺い事情を詳しく伺いました。3LDKの広々としたお部屋から、2LDKの新しいお部屋に必要なものと不要なものを分け、使っていない家財道具の中で家具を中心に処分することにしました。

引っ越し当日、私たちは早朝から作業を開始しました。大型の家具や家電を運び出す際には、傷がつかないように丁寧に梱包し、慎重に運びました。

現場の階段部分

作業中に、何度か「直ぐ近くなので、またお会いできますね!」など住民の方が挨拶に来れれたのが印象的でした。

新しいお部屋は、スロープのある棟でした。作業を終えた後に伺ったのは「今はまだ大丈夫ですが、1年、1年歳を重ねているのが実感してきたので、数年先ののことを考えて決めました」と伺いました。

生前に荷物を片付ける、生前整理の際には、介護ホームなどに入居するケースの方も多くいらっしゃいますが、今回のように同じ敷地内、もしくわ近くのマンションに引っ越す際に、不要になった家財道具を処分される方が多くいます。

このように、同じマンション内での引っ越しは環境が大きく変わらないため、おばあちゃまのように高齢の方でも安心して新しい生活を始めることができます。
家財整理を通じて、お客様の新しい生活をサポートし、快適な毎日をお届けすることを心がけています。

昭和時代のテレビ】

現場の部屋では、今では懐かしい品物が出てくることがよくあります。
特に、昭和時代の電化製品や、現在では販売されていないものなどが実家に置かれていることが多いです。
これらの品物は、その当時の生活を物語っており、見つけた瞬間に思い出がよみがえることが少なくありません。

一方で子供たちから見ると、使わない家電や古い品物は処分しても良いと考えがちです。ただ、整理中にそれらが見つかると、ただの物ではなく、思い出の品に変わることがあります。

例えば、古いテレビやラジオ、使い込まれた調理器具などは、家庭で過ごした日々の記憶を呼び起こし、家族にとって大切な思い出にもなります。

昭和時代の古いテレビ

そのため、遺品には、その人たちが過ごした日々の想いが残っていることが多いです。これらの品物を見つけると、どのような生活を送っていたのか、どのような趣味や関心を持っていたのかが伝わってくることがあります。

このように、遺品整理は単なる片付け作業ではなく、故人の思い出を大切にし、家族の歴史を振り返る大切な時間になると実感しています。
整理を通じて、故人がどのような人生を歩んできたのかを感じることができ、それを共有することで家族の絆が深まることもあるからです。

お客様事例から当社サービス】

3つの事例をご紹介しました。
まず、40年以上借家に住んでいたお姉さんの遺品整理です。
依頼者だった弟さんは、お姉さんの資産状況を把握していませんでしたが、ご本人が残した家計簿と届いていた手紙からお姉さんの資産を見つけることができました。

次に、80代後半のおばあちゃまからの依頼で、ひざの調子が悪くなり階段の上り下りが辛くなったため、スロープがある別棟に引っ越すことになった事例です。
長年住んでいた3LDKから2LDKへの引っ越しに伴い、不要な家具や使わない物の処分を行いました。お客様は新しい生活に向けて安心された様子でした。

最後は、故人が暮らしてきた部屋には家族との思い出が残っている事例です。

サイト運営者

これらの事例が、同じような状況に直面している方々の参考になれば幸いです。

当社はお客様一人ひとりの事情に合わせたサービスを提供し、安心と満足をお届けしています。お困りの際はぜひお気軽にご相談ください。

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