遺品整理業者のメリット・知られざるデメリットは?

大切な遺品を業者に任せるメリット・任せる際の判断基準。

遺品整理業者に依頼する、メリット・デメリット

さいたま市内の遺品整理の埼玉中央 店長の内藤と申します。遺品整理業者を頼む際のメリットとデメリットについて詳しく解説いたします。

評判の良い業者の特徴とともに、遺品整理業者に依頼する際の注意点、そしてそのメリットだけでなくデメリットについても正直にお伝えします。

依頼の前に、これらのポイントをお役立てください。

遺品整理業者に依頼する7つのメリット

遺品整理業者に依頼するメリットです。まず、ご自身で遺品整理を進めるには、感情的な負担を感じることが多く、時間もかかります。

一方で、遺品整理業者に依頼すれば、感情的・時間的な負担を大幅に軽減できるという大きなメリットがあります。

遺品整理 さいたま市内

そして、信頼できる業者は、遺族が気がつかなかった遺品を見つけてくれることがあります。

遺品整理は初めて行う方が多いので、自分で整理を進めると、見つからない品々があったりしますが、業者に依頼することで、そういった品物が発見されることもあります。

そこで、遺品整理業者を依頼する7つのメリットを挙げていきます。

メリットの後には、4つの落とし穴(デメリット)もありますので、最後までお読み頂けますと幸いです。

自分で整理する必要がなく時間が短縮できる

1.身内が亡くなった際には、葬儀や年金、健康保険、相続手続き、預貯金の名義変更など、多くの手続きが必要となります。

そして、さらに実家には大量の遺品が残されることがあり、家族全員で整理をするとなると、数日から数週間以上の時間がかかることも少なくありません。

ただ、時間に余裕がなかったり、遠方に居住している場合、あるいは仕事や家庭の事情が忙しくて手続きに集中できない場合には、遺品整理業者に依頼することで、これらの負担を軽減するメリットがあります。

また、業者に依頼することで、自分たちが行わなければならない作業や、大型の家具や家電製品の取り外し、運搬作業なども、専門のスタッフが代行してくれます。そのため、時間や労力を節約することができます。

特に賃貸物件などで急いでいるときや、何度も実家に足を運ぶことが難しい場合には、遺品整理業者に依頼することをおすすめします。

心の負担が軽減できるメリット

2.遺品整理業者に依頼するメリットの二つ目は、心理的な負担を軽減することができることです。

親の遺品整理は、家族の思い出が蘇ってくるため、整理が進まなくなることが多く、特に親の部屋にいると「親との別れを実感する」ことになります。

このような感情的な負担が大きいため、業者に依頼することで、家族はこの負担を軽減することができます。

また、作業の経験が豊富な業者はプロの技術を持っているため、整理作業がスムーズに進みます。

家族が手掛ける場合には、思い入れのある品物に時間がかかることがありますが、業者に依頼すれば、的確に判断し、効率的に整理することができます。

その結果、迅速に遺品整理を終えることができるため、家族は負担が軽減されるだけでなく、時間的にも余裕を持つことができます。

業者に依頼することで、心理的な負担を軽減することができるほか、専門的なアドバイスや手続きに関するサポートを受けることができます。

整理を行う際には、業者に依頼することもひとつの選択肢です。

決められた期日までに終えられる

3.遺品整理は感情的な要素があるので、遺族にとっては非常に困難な作業となることが多いです

特に、賃貸物件での部屋の明け渡し期日が迫るなど、時間的な制約がある場合、プロの業者の力が頼りになります。

それによって、家族は心理的な負担を減らすだけでなく、時間的にも余裕を持つことが可能になります。

特に、遺族が途中で立ち止まってしまうような事態も業者ならば避けることができ、期日を守る助けとなるでしょう。

遺品整理がつらい

業者に依頼する利点は専門的なノウハウだけではありません。
客観的な視点で遺品を整理し、予定通りに作業を進めるプロの姿勢が、遺族の中にも前向きな気持ちを生み出すことがあります。

遺品整理業者に依頼することで、適切な期日までに終わらせる確信と共に、故人の記憶を大切にしつつ新たな一歩を踏み出す助けとなります。

大切な遺品を見つけてくれる

4.メリットの4つ目は、大切な遺品を見つけてくれることです。遺族の声としては、母親が身に着けていたネックレスや預金通帳が見つからないといったことがあります。

そして、故人が大切にしていた写真や手紙、思い出の品など、遺族にとっては喪失することができないものがたくさんあります。

ご家族が手掛ける場合、遺品の整理に混乱が生じることがあるため、遺品整理業者に依頼することで、プロの技術を活かし、遺品を適切に発見してくれる可能性があります。

また、介護ホームに入居していた場合は、母の貴重品や不動産関連の書類がどこにあるか分からないといった悩みもあるかもしれません。

遺品の中には、隠し場所にしまわれた貴重品や現金があることもあります。
経験豊富なプロの業者は、遺品を捜索するノウハウを身につけているため、ほとんどのケースで見つけることができます。
ただし、経験豊富な業者に限ります。)

業者に依頼することで、遺品の中から大切なものを見つけ出すことができ、遺族の方の負担が軽減されます。

また、遺品整理業者はプロの視点で遺品を見つめ、遺族の想いや状況に合わせたアドバイスをしてくれます。見つけた貴重品や現金などについては、丁寧に報告し、取り扱いについても説明してくれます。

遺品整理業者に依頼することで、大切なものを見つけるだけでなく、遺品整理に関するアドバイスや報告により、遺族の方が安心して進めることができます。

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店長の書籍画像を掲載したのは、遺族が見つからない貴重品を業者に探して欲しいご依頼が多いからです。(ご参考になれば幸いです。)

専門的な処分と厳格な個人情報保護

5.故人の部屋には、届いた手紙、住所入りの封筒、銀行の通帳、クレジットカードの明細書など、個人情報が記載されている書類やデータがたくさん残されている場合が一般的です。

これらの情報が不適切に処理された場合、悪意ある第三者によって個人情報が漏洩し、不正利用される危険があります。

専門的な業者に依頼することで、個人情報を含む書類の処分は、溶解処理などの適正な方法によって行われるメリットがあります。

溶解処理とは、専門の施設で書類などを特殊な溶剤を用いて、文書が完全に溶かされるため、処理後の再生(読み取り)が不可能になります。)

よく遺品整理の現場で遺族の方が、シュレッダーなどで処理している光景を見かけます。

ただ、手間と時間がかかるだけでなく、完全な消去が難しいことがあります。

シュレッター後

そのため、専門業者は、遺品整理の過程で個人情報を発見した際に、専門の処理機器や方法を用いて迅速に対応します。

なお、全ての業者が溶解処理を扱うとは限りませんので、気になる方は業者に確認することをおすすめします。

雛人形・五月人形の適切な処分方法を任せられる

6.親の愛情を感じる雛人形や五月人形は、多くの家庭で大切にされています。

これらの品々には、親との思い出や子供の頃の無邪気な日々が詰まっているため、単に捨てるだけでは済ませられない深い感情が結びついていることが一般的です。

遺品整理を行う際に、これらの人形をどう処分するかは、遺族にとって非常にデリケートな問題です。

感情的な価値が高いため、捨てづらいと感じる方も多いでしょう。
しかし、遺品整理業者に依頼することで、遺族では思いつかなかった処分方法を教えてもらうことができます

雛人形

例えば、雛人形や五月人形を単に捨てるのではなく、介護施設や児童養護施設に寄贈する方法があります。

これにより、人形は新たな場所で再び大切にされる機会を得ることができるでしょう。

また、専門業者は人形を適切に修復し、必要に応じて地域の祭りやイベントで展示するなど、地域社会に貢献する方法も提案してくれるかもしれません。

そして、遺品整理業者は処分する際の適切な方法も、一緒に考え支援してくれるので、故人とのつながりや家族の絆を感じながら、未来への一歩を踏み出す力となってくれます。

サイト内ページ: 雛人形・五月人形の捨て方・処分のご相談

評判がいい遺品整理業者からの的確な助言

7.最後の7つ目のメリットは遺品整理が終わった後、次の手続きに進むためのアドバイスを受けられることです。

全ての遺品整理業者という訳ではありませんが、評判がいい業者には、的確な助言を提供する能力が備わっているからです。

遺品整理と相続は密接に関連しているため、相談を受けた際には提携先の弁護士・税理士などに取り次いでくれることもあります。

また、住宅解体工事は遺品整理と共に行われることがあり、業者はその際にも対応しています。

この場合、業者が解体工事の手続きまで一括して行うので、お客様ご自身での手続きが簡単になります。その結果、時間と手間を節約することができます。
(※ 業者によって対応が異なる場合があります。事前に確認してください。)

当店関連ブログ:⇒ 遺品整理後の住宅解体工事(遺品整理の埼玉中央)

遺品整理業者に依頼する4つのデメリット

遺品整理業者に依頼することには、様々なメリットがあることを前提としましたが、同時にデメリットも存在します。

これらのデメリットを把握することで、遺品整理業者を依頼する際には慎重に検討することが必要です。

以下に代表的な4つのデメリットをご紹介します。

デメリット: 業者に依頼する費用及び業者とのスケジュール調整

1.遺品整理に業者に依頼する際のデメリットの一つに、費用及び業者とのスケジュール調整が挙げられます。

業者に依頼する場合、自分で行うことに比べて当然費用がかかりますが、大量な荷物があっても自分たちで行うよりも短時間で終わります。

一方で、ご自身で遺品整理を始めて行う場合は、現地に出向く日数もかかるため労力が求められます。

そのため、自分たちだけで行う場合と業者に依頼するケースを時間的な効果で検討する必要があります。

ただ、業者によっては多くの依頼を抱え、作業開始までに時間がかかることがあります。

それに伴い、業者のスケジュールに合わせる必要があり、自身の予定を立てることが困難になる場合もあります。

しかし一方で、信頼性の高い業者に依頼すれば、スケジュールの相談に応じてくれ、安心して業務を任せることが可能となります。

また、業者によっては、対象地域を限定して、スケジュールを優先的に調整してくれるサービスを提供している場合もありますので、事前に確認することも大切です。

残しておいて欲しいと伝えた物を誤って処分された

2.残念ながら、遺品整理業者によっては、捨てないで欲しいと頼んでいた物を誤って処分してしまうことが実際にあります。原因は2つ考えられます。

・一つは、業者が作業に慣れていない場合や、遺品の中に紛れ込んでいたり見落とされていた場合に起こり得ます。

・もう一つは、遺品整理業者との打ち合わせ時に残して欲しいものを伝えたにも関わらず、業者側がその要望を十分に理解していなかったため、誤って処分してしまうケースです。

そのため「依頼する前に、具体的な内容や処分対象を細かく打ち合わせを行い、業者による誤った処分を未然に防ぐようにしてください。」

目を塞ぐ女性

例えば、貴重品や大切な形見、遺品整理後に必要な書類などは、特に明確に伝える必要があります。

また、親の残した物の中に家族にとって大切な思い出の品があります。

その品物が捨てられないように業者に依頼する前に確認し、明確に伝えておくことが重要です。

さらに、業者に依頼する場合には、事前に契約内容に目を通し、細かいことまで確認することが大切です。

契約書には、遺品整理業者とのやり取りに関するルールや、処分する物の範囲、料金などが記載されているため、不明点があれば業者に、その都度確認するようにして下さい。

故人の思い出を整理しながら進める時間がない

3.「故人の思い出を整理しながら進める時間がない」というのは、遺族の方々が抱える遺品整理業者に依頼するデメリットです。

自分たちで整理することが望ましいと思う反面、故人を偲びながら整理するという時間や精神的余裕がない場合があります。

そのような中で、故人との思い出やつながりを断ち切るような選択をすることは、遺族の方々にとって辛いものとなることが多いです。

また「メリット2」でお伝えした故人との別れを思い出すことで感情的になり、整理を進めることが難しくなることもあります。

そして親の遺品を捨てることで、罪悪感を感じることもあります。

業者に依頼するメリットとデメリットが交差するところですが、親の遺品を整理するのが辛い方は、業者を頼ってみてはいかがでしょうか。

業者トラブルデメリット

4.残念なことですが、遺品整理業者トラブルは年々、増加しています。そして、国民生活センターには多くのトラブル相談が寄せられています。

2018年に、統計を公表してから、国民生活センターに年間73~114件の相談が寄せられ、その後も増えている様です。
「高額な追加料金が発生した」、「処分しない予定の遺品が処分された」など、料金や作業内容に関する相談が寄せられています。

● こんなはずじゃなかった!⇒ 遺品整理サービスでの契約トラブル

現在、遺品整理業界には、公的な規制が整備されていないという問題があり、業者の信頼性にばらつきがあるとされています。

さらに、遺品整理業界には幾つかの”民間団体”が存在していますが、これらは「公的な規制や監督の下に」あるわけではないため、信頼性については限界があるとも指摘されています。

そのため、業者に依頼する際には、民間資格等は参考の1つとして考慮し、訪れた担当者の専門的な知識と「礼儀正しい」対応を確認することが最も大切です。

遺品整理は、遺族にとって心の傷が癒えていない時期に行われることも多いため、信頼できる業者に依頼することで、少しでも遺族の負担が減り、業者トラブルを減らすことができます。

評判が良い遺品整理業者の特徴

最後に、良い遺品整理業者には幾つかの共通点があります。
1・まずは、遺族に寄り添って作業を進める。
2.作業効率よりも丁寧さを追求する。
3.家族にとって遺品整理が故人との別れを意味することを充分に認識している。
4.作業中に「ご近所に対しても」丁寧な対応ができる。
5.節度あるマナーを持ち合わせている。

1~5まで、下記のリンクで詳しくご説明しています。ぜひご覧ください。
関連記事 ⇒ 良い遺品整理業者の特徴

まとめ
遺品整理は故人との最後のお別れの場です。
依頼する際に、どれだけ自分に関わってくれるかを基準に、あなたに適した業者をぜひ選んでください。

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