遺品整理 雛人形
遺品整理では「親が大切に保管してくれた雛人形・五月人形」がよく押入れ・納戸などより出てきます。
親の愛情を感じるこれらの品々は、親との思い出や子供の頃を思い出すことがあるので、捨てづらいと感じる方が多いです。
ただ、保管場所の問題と、古くなってしまっているような場合は、形見として、雛人形・五月人形などを自宅に持ち帰る方は少ないです。
そのため、親が残しておいてくれた気持ちと、捨てることは親へ申し訳ない気持ちが交差します。
●遺品整理で雛人形・五月人形の捨て方・処分のご相談
さいたま市内のお客様より伺った話です。
「両親が亡くなり、主人と実家の荷物を整理していた時に、判断に迷う物がありました。それは両親が長年保管してくれていた雛人形でした。」
「母が大事に保管してくれていた雛人形を見て、捨てる気にはなれませんでした。」
でもどうしたらいいのか分からずに、主人と話してました。
「最終的には、私たちにとっての最良の選択を下すために、専門業者に相談することに決めました。」
そこで、和室の部屋に置いてあった雛人形に対して、どうすれば良いかをご主人とお客様が悩んでいると知った店長の内藤が、3つの選択肢をご提案しました。
(※ 手放すことが前提ですが、迷っている場合はデジカメなどに写真を撮っておくこともお伝えしました。)
雛人形を処分しても大丈夫?
3つのご提案前に、弊社が連携する老舗人形メーカーの方から、雛人形を処分する際の見解をお伝えいたします。
「人形を処分することで不幸が訪れるのではないか」という心配は不要です。
昔からひな人形は、3月3日の「ひな祭り」にちなんだものでした。
女の子の健やかな成長を願い、厄災や邪気を払うために作られたものです。
直感的に抵抗があるかもしれませんが、処分しても何ら災いが降りかかることはありません。
(以上、ここまでが聞いた見解)
その一方で、その処分の仕方はさまざまです。
家庭一般ゴミとして処分する方、暫くの間神棚に飾る方、人に譲るなど、さまざまです。
ただし、雛人形は日本の伝統文化の重要な要素であるため、ご本人が処分する場合は、自治体のルールに従った適切な方法で処分することが望ましいです。
また、人形に魂が宿ると信じる人もいます。そういった場合には、考慮してもよいでしょう。
それでは、3つの本題に入ります。
① 雛人形を捨てずに、介護施設等に寄贈する
また最近、比較的多いのはお客様よりご依頼いただき、寄贈する方法です。
ときどき作業で介護ホームに伺うことがありますが、共有スペースや食堂に飾られた雛人形や五月人形を目にすることがよくあります。
高齢者の方が昔を思い出しながら楽しんでいる様子は、とても微笑ましく心温まる光景です。
特にひな祭りの時期になると、介護ホームの玄関に雛人形を模したポスターやチラシが飾られ、それを見に来る近所の幼稚園児たちがいることもあります。
こうしたイベントが入居者の方々に元気を与えているとの声も聞かれます。
寄贈は地域の繋がりや交流を促進する方法のひとつです。
地域住民同士のコミュニケーションや交流が生まれる機会を提供し、人々の絆を深める役割を果たすことが出来るからです。
さらに、雛人形が地域の伝統行事やイベントに関与することで、それを目にした子どもたちが、その光景を記憶に残すことになります。
このように寄贈された雛人形は、受け取った施設でさまざまなイベントやレクリエーションの際に活用されることがあります。
その結果として、雛人形は新たな役割を果たし、数多くの人々に喜びや懐かしい思いを提供することが可能となります。
※寄贈する際の注意点
ただし、寄贈は相手方が受け入れてくれる事が前提ですので、以下の点に注意してください。
1.施設内の規定を確認する
ホームよっては引き取っるケースがあっても、大きさなどの制限を設けていることがあります。そのため、事前に確認が必要です。
2.雛人形の状態にも注意が必要です
保管状況が良くない場合、修復やクリーニングが必要となることがあります。
可能であれば、事前にクリーニングや修復を行ってから寄贈しましょう。
介護ホーム以外で寄贈先を探す場合は、地域の福祉施設、児童施設、社会福祉協議会、市役所などになどに聞いてご参考になさってください。
② 埼玉県 さいたま市 岩槻区の人形共同組合にお金を払って処分
当店と同じさいたま市内にある、岩槻人形協同組合があります。
この組合は、ひな人形を適切に処分してくれるところなので、安心して任せることができます。
さいたま市岩槻区内の商工会議所に加盟しており、有料となりますが、ガラスケースを取り外した状態で郵送による対応も可能です。
ガラスケースを外す理由は、郵送時にガラスが割れる危険を避けるためで、処分対象が人形そのものだからです。
さらに「例年11月3日には岩槻公園の人形塚前」で行われる供養があり、その後供養の証が送られてきます。
この供養は、高い信頼性を持ち、大切なひな人形との別れを心地よく受け入れられるだけでなく、将来の世代にも想い出を継承することが可能です。
これによって、お客様が大切にされてきたひな人形に対して、最後のお別れの場を提供し、心の整理ができる機会を提供してくれます。
(供養の証について詳しくお知りになりたい方は、岩槻人形協同組合にお問合せください。)
③ 遺品整理業者に丁重に処分してもらう
この場合は、遺品整理業者に処分を依頼することになります。
(遺品整理業者が扱う際には、整理と共に行うケースが殆どです)
当店では、「寄贈」や「人形共同組合」以外の方法をご希望のお客様に対し、店長の内藤が丁寧かつ適切に処分を行うサービスを提供しています。
なお、当店で雛人形を業者に依頼して処分される方は全体の約8割となっております。
この方法を選ぶお客様の状況としては、岩槻での処分を特に検討していない方や、様々な事情や考え方、その他の理由により寄贈先を選ばない方です。
当店ではお客様のご要望に沿った処分方法を提案し、適切な対応を心がけております。
最後に、雛人形は親が大切に保管してくれていて、その思いが伝わってくるため、自宅に持ち帰ることが出来ない状況であるにもかかわらず、捨てることに躊躇します。
「この気持ちは皆様一緒です。」
そして、遺品整理という状況のなかで起きているため、雛人形を手放す決断が一層困難に感じます。
この雛人形を捨てることによって、自分が親の想いや愛情を失ってしまうのではないかという罪悪感が生まれてくるからです。
こちらのページでは、よくご相談を頂くケースを紹介いたしました。
もし、さらに捨て方や処分方法について不安な点や悩みがございましたら、店長内藤までお気軽にご相談ください。
親の想いを大切にしながら、雛人形の新たな道を見つけるお手伝いをさせていただきます。
よくある遺品整理ご質問
私たちの遺品整理サービスには、他社にはない3つの特徴があります
1.2002年に初めて遺品整理を行い「関東で一番初めに」、遺品整理に特化した店舗を開始しました。
そのため、他社にはない、2150件以上の作業経験があります。
今までの経験から、遺品整理を進める上での注意すべき点を把握しています。
また開業以来、作業効率ではなく丁寧さを徹底し、たくさんのご感想を頂いております。
お客様 直筆アンケートはこちら
今までの経験を踏まえ、初めて遺品整理を経験されるお客様に、23年以上ご満足いただける店舗運営を続けています。
2.元大手ホテルマンの店長が実家の遺品整理を自ら経験したことです。
今では多くの業者が存在しますが、運営者が自身の遺品整理を経験したケースは殆ど聞きません。
大手ホテルで、サービス業を学んだ店長が、自身で遺品整理を行った経験を原点に「ご遺族に寄り添う」作業を続けています。
ホテル業界出身の遺品整理業者は、他の業者にはないのが特徴です。
3.店長の内藤が御見積から当日の作業まで一貫して行います。
理由は見積りに伺った担当者は遺族のご要望を伺っています。
業者によっては、見積り担当者と作業員が違うことがありますが、それではご遺族の要望が伝わりづらいことがよくあります。
元大手ホテルマンの店長が、ホスピタリティ経験豊富なスタッフともに作業します。
元ホテルマンが運営する 遺品整理の埼玉中央 直通電話 店長が直ぐにお電話で対応します。
☎︎ 048-471-0840
受付時間:平日8:00〜20:00
土日祝 9:00~18:00
料金が決まる基準は3つです。
1.基本作業代金=作業員の人件費
2.処分代金=処分費にかかる代金
3.故人の部屋の状況です
間取り別料金相場
1DK 2名 70,000円~
2DK 3名 150,000円~
3DK 4名 220,000円~
店長が必ず見積り伺い対応しておりますので、ご不明な点はお気軽にご連絡ください。
遺品整理の埼玉中央 料金表
価格は最安値と断言できませんが、常にリースナブルな価格で提供しています。
遺品整理の埼玉中央 直通電話 店長が直ぐにお電話でお答えします。
☎︎ 048-471-0840
受付時間:平日8:00〜20:00
土日祝 9:00~18:00
2002年には、遺品整理の店舗は関東に1社も専門業者はありませんでしたが、最近では「比較的容易」に取れる「民間資格」などを取得して「異業種」からの新規参入業者が多く存在します。
ただ、遺品整理を本業としていない業者も存在します。
こちらで、お客様に分かりやすく、見分け方をお伝えします。
遺品整理業者の見分け方
1.遺品整理が「本業ではない業者ホームページの特徴は」、ページ内に遺品整理以外の写真が多く入っています。
例えばリフォーム工事などが本業であれば「リフォームまで行います!」などの表現が、サイトに散りばめられています。
それ自体は悪いことではありませんが、遺品整理以外のサービスを提案されることがあります。
逆に、遺品整理が本業である業者のページには、「遺品整理以外の写真」を入れるケースは滅多にありません。
※見積りを取る際には、業者のホームページに掲載されている「会社概要」を確認することをお勧めします。これにより、業者の事業内容や専門性をよりよく理解し、適切な選択が可能になります。
故人と離れて暮らしている方は、とても多いです。
当社に依頼される方も4人におひとりは、遠方にお住まいの方です。
見積りの日に、現地にお越しください。
店長内藤が現状を確認し、費用を確定し、その場でお見積もりをお渡しします。
「遺品整理の作業日と最終日」「遺品として何を残すかの確認」「作業当日の段取り」以上3点をご説明します。
説明にご納得いただけた場合に、店長がカギをお預かりして作業することもできます。
お一人お一人のご要望に沿って整理を進めますので、ご不明な点は店長内藤までお気軽にご相談ください。
例えば故人の部屋で「小さな箱の1つ1つ」を確認するには時間がかかります。
反面、スピード重視で行う場合は時間が大幅に短縮されます。
そのため、同じ間取りでも業者によって、3日かける業者と1日で終える業者が存在します。
遺品整理業者選びにも関わりますが、仮に業者のページで、間取り「2DKの場合は5時間以内」など、作業時間をいい切る業者のなかには、「時間を最優先」することがあります。素早い作業が常に最善とは限らないため、ご注意ください。
当店が行っている独自のウイルス対策を全面公開しています。
新型コロナウイルス対策の詳細
一時期のピークが過ぎたとはいえ、「電車で現地にお越しいただくことに不安」を感じている方もいらっしゃいます。
店長内藤がご遺族に代わり、部屋に伺い見積りをお出しするサービスも行っています。
ご不明な点はお気軽にお問合せください。
受付時間:平日8:00〜20:00
土日祝 9:00~18:00