遺品整理では「親が大切に保管してくれた雛人形・五月人形」が殆どのケースで出てきます。
ただどう取り扱ったらいいのか?よく皆様よりご質問頂きます。
お客様は形見分けとして自宅に持ち帰るケースは少ないからです。
その反面「今は亡きご両親が自分たちに」遺してくれたモノなので直ぐに捨てるには戸惑いが生じます。
最近、ネットなどの情報では供養という言葉を聞くこともありますが、神社などの対応も分かれます。
今まで2000件近くの作業のなかで、ご遺族より依頼があったケースは3つでした。
1.そのまま処分する
2.人形協同組合など正式なところに依頼する
3.寄与する
2.については、当店と同じさいたま市内にある、人形協同組合があります。岩槻区内の商工会議所に入っていて、有料となりますが、ガラスケースは取り外して郵送でも取り扱っています。
また最近、比較的多いのはお客様よりご依頼いただき、寄与する方法です。
雛人形、五月人形を寄与する際には、相手側の状況によって異なりますが「おばあちゃま、おじいちゃま」が子供たちの成長を見守ったことを想いだして喜ぶ光景を目にしたことがあります。それは本当に微笑ましい様子でした。
ご不明な点等ございましたら、店長内藤までご相談ください。

