遺品整理は、多くの方にとって初めての経験です。そのため、業者に依頼する際に、見積もり、作業内容など分からない点も多々あると思います。
このFAQでは、ご遺族の方からよくある質問で、見積もりの流れ、作業の具体例など事前に知っておきたいポイントをまとめていますので、ぜひご覧ください。
目次
お見積りでよくある質問
見積もりに関するよくある質問をまとめました。料金の追加発生や立ち合いの必要性、土日・祝日の対応について、よく寄せられるご質問にお答えしています。
スムーズな見積もりを進めるためのポイントもご案内いたしますので、ぜひご参考ください。
見積もり後に追加料金が発生することはありますか?
A.通常、追加料金が発生することはございません。見積もりに伺った担当者が、必ず作業を担当する専任制を採用しておりますので、見積もり金額を保証しております。
ただ、当初残す予定であった遺品を大幅に処分する場合には、別途費用が発生することがございます。
遠方に住んでいますが、見積もり時の立ち合いは必要ですか?
A.お見積もりの際には、現地でご要望をお伺いし、お部屋を確認したうえで、その場でお見積りをお渡ししています。
基本的には現地での立ち合いをお願いしておりますが、遠方でお越しいただくことが難しい場合には、状況に応じて柔軟に対応できる場合もございますので、詳細についてはご相談ください。
土日及び祝日に見積もりは可能ですか?
A.はい、可能です。多くのお客様が平日はお仕事をされているため、土日・祝日に作業が集中することがございます。そのため、できるだけ早めにお問い合わせいただけるとスムーズに対応できます。
遺品整理・生前整理の作業内容について
遺品整理や生前整理の作業内容に関するご質問をまとめました。
作業時間や個人情報の保護、回収できない品目など、よくある疑問にお答えしています。作業当日の準備や立ち合いの必要性についても詳しく説明しておりますので、ぜひ情報をご確認いただき、安心してご相談いただければ幸いです。
業者によって作業時間が違うのはどうしてですか?
A.遺品整理では、細かい遺品を1つ1つ確認する場合、時間がかかることがあります。
一方で、スピードを優先する業者は短時間で作業を終えることもあります。
同じ間取りでも、3日かかる業者と1日で終わる業者が存在します。丁寧さを重視する業者ほど、時間がかかることが多く、この違いが作業時間に影響します。
故人の個人情報が心配です。どのように処理されますか?
A.当店では、個人情報の保護に徹底して取り組んでおります。故人の郵便物や書類など、個人情報が含まれるものは全て適切に分類し、紙類は溶解処理を施します。
溶解処理とは、紙を溶かして再利用する方法で、情報が読み取れなくなるまで徹底して行います。
回収ができない品目には何がありますか?
A.感染症の恐れがある医療系廃棄物や、その他特殊な物、法的に問題があるものは、回収や処分をお受けできません。
作業のときは立ち合いが必要ですか?
A.基本的にはお見積もり時に立ち会っていただいておりますが、作業当日にご不在でも問題ございません。
詳しい対応方法については、お気軽にお問い合わせください。
ご近所に迷惑をかけないための対応策は何ですか?
A.はい。当店では元ホテルマンの店長が運営しており、スタッフにも徹底したマナー教育を行っています。そのため、ご近所への配慮を最優先にし、騒音や迷惑をかけないように細心の注意を払って作業を行っています。
見つかっていない貴重品があります。探してもらえますか?
もちろん可能です。当店では独自のノウハウを活かし、貴重品の捜索にも細心の注意を払って対応いたします。店長は「親の財産を見つけて、実家をたたむ方法」著書も出版しており、豊富な経験を持っておりますので、ぜひご要望をお聞かせください。
作業当日までに行っておくことはありますか?
貴重品を一通り確認しておいてください。もし見つからないものや気になっている遺品があれば、事前にお知らせください。
また、作業中にペットボトルなどの水を抜くことがありますので、台所の水道が使用できる状態にしておいていただけると助かります。
買取の対象となる品物は一部ありますか?
最近よくいただくご質問の1つです。リサイクル業者さんに持ち込んでも、思ったほど引き取ってもらえない場合があります。買取が可能なものは、「売れる」ことが前提となり、その基準はリサイクル業者と同様です。
遺品整理と生前整理の違いは何ですか?
生前整理と遺品整理は作業内容が似ていますが、生前整理は本人が健在のうちに、今後の生活や介護施設への入居を見据えて行われる点が異なります。
家具や家電の処分、物品の仕分けなどは共通していますが、本人の希望や今後の生活に合わせた整理を行うことが特徴です。どちらも細やかな配慮が求められる作業です。
遺品整理を進めるチェックポイント
ここまで、よくある質問をご紹介させていただきました。こちらでは遺品整理をスムーズに進めるための大切なポイントをいくつかご紹介しますので、ぜひ参考になさってください。
① まずは兄弟の合意をとる
遺品整理を進める際に、近くにいる兄弟が良かれと実家を見に行って進めると思わぬトラブルになることがあります。
「親から聞いていた財産のが見つからない」など火種になるケースもありますので、必ず兄弟間の合意が取れてから進めるようにしてください。
② 実家を下見した際に、今後の仕方と進め方の方向性を決める
親が残した膨大な遺品を目の前にすると「いったい、どこから手をつけたらいいのだろう?」「どこに何があるのかわからない」
遺品整理を進める際の進め方を見失うことがあります。そのため、
・初めから業者に依頼するか
・ある程度自分たちで進めてから業者に依頼するか
・全て自分たちで行うかなど、方向性を決めることが大切です。
遺品整理を進める注意点
① 部屋での注意点 親の預金通帳と現金・貴重品
著書などにも書きましたが、現金が見つかる場所には「父親の上着のポケット・母親のバック・リビングのローボード・時には、本の隙間及び旅行のガイドブックに現金が挟まっている」こともありますのでご注意ください。
② ご近所・管理人に挨拶
戸建ての場合は空き家になっていることもあるため、ひと声かけておくとご近所の方も安心します。また集合住宅では管理人及び自主管理の集合住宅の場合は「理事長、自治会長」さんへのご挨拶がかかせません。
③ 晴れの日を選ぶ
ご遺族の方が遺品整理を進める際には、できれば晴れの日を選んでください。
理由は「家が締めっぱなしになっているので窓を開ける必要がある。雨の日よりも天気がいい日の方が、遺品整理をする際の気持ちの負担」が減るからです
長期間手付かずだった方へ
遺品整理が長期間手付かずになっていると、心理的な負担が大きくなることが多いです。思い出が詰まった品々に向き合うことは、感情的に辛く感じることもあり、ついつい先延ばしにしてしまうこともあるでしょう。
そのような場合こそ、無理をせずに専門業者にご相談いただくことが大切です。
もし他にご質問やご不明点がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
048-471-0840 年中無休 受付:平日8:00-20:00 土日祝日9:00-18:00 時間外見積もりメール 24時間 可能