今、このページをご覧いただいているお客様は、もしかしたら、遺品整理を考えていてどこに頼めば良いか
わからないので業者さんを探している
もしくは・・・
暫くの間、実家が空き家になっている
部屋を明け渡す予定なので整理を考えている
このどれかに当てはまっているとのではないでしょうか?
そこで、遺品整理をこれまで2150件の作業を行ってきた、店長の内藤が整理お考えの方にお客様の数々の疑問点を踏まえ初めての方へご説明します。
お客様から「遺品の整理を業者に任せるのは、故人に申し訳ない気持ちがした..」と伺うことがあります。
本来は「自分たちで行うものと考えていた」とお聞きする事もあります。
ただ、ご遺族の方のなかには、遠方にお住まいだったり、あまりにも量が多すぎて「どこから手をつけたらいいのか」わからない、そして、両親が身につけていた遺品を前にして、気持ちの整理がつかなくなってしまう方も多くいらっしゃいます。
葬儀の供養が済んで、ひと段落した後に、整理を行おうとしても故人が亡くなった後の様々な手続きもあるため、ご遺族の精神的負担が増すばかりです。
そのため、業者に依頼するメリットは、遺族が思っていた以上に「遺品整理が早く終了する」点です。
ご家族にとって、故人の想い出の詰まった遺品を整理するのは思っていた以上に大変です。
また不用品を動かしたり回収を行おうとしても、不慣れな場合は時間を要することが多いので、業者に任せることで気持ちの負担も緩和されます。
では業者に依頼する際のデメリットとは、本当にないのでしょうか?
気になるデメリットを具体的に知るということも、大切ですのでご説明します。
よくメリットばかりを謳っている業者も見かけますが、遺品整理という言葉が一般的になったのは最近の話で、以前は、便利屋さんの業務の一つとして行われてました。
高齢化社会の進展にともなって急速に成長し、新規参入の数が予想以上に増えているのです。通信教育の民間資格を取得し、新規参入が相次いでいる。これがこの業界の特徴です。
そして、メリットを宣伝する業者の多くは「真心をこめて遺品を整理いたします」といった言葉を現します。
ただ、本当にそのように作業してくれているかどうかは、作業員次第というのが実情です。
そのため、引っ越し業者同様に、当日にどんな人が作業するのかが大切です。
また、業者が下見に来たときには、不明なところを遠慮なく質問してみてください。そのときの対応をしっかり見極めてください。
質問に対しての回答やアドバイスの内容で業者の質がわかります。
よくご遺族の方より「何かしておくべきことはあるのでしょうか?」ご質問を頂きます。
その際にお伝えすることは、形見分けで遺される遺品以外は、部屋の中はそのままの状態で結構ですとお伝えします。
部屋の中の遺品の仕分けは、全て業者が行うからです。
ご遺族は「必ず遺品をチェックした後に」ご連絡を頂きますが、念のため気になる場所をもう一度ご確認くださいとお伝えしています。
そして、お見積もりの際に現地でお話を伺い「ご遺族が気づいていない遺品」の有無を現地で確認します。
また、殆ど知られていませんが、遺品整理業者には得意分野が分れます。
一般的に故人の方がお亡くなりになる状況は、病院でのケースが多いのですが、ときにはひとり暮らしの方がご自宅で亡くなってから、しばらくしてから発見される場合があります。
弊社のページにはご案内はありませんが、それらを取り扱う業者のページには「特殊清掃」という表記があり、帽子などを着用してマスク姿の作業光景が特徴です。そして日常的に帽子を身につける習慣があります。
また、故人が亡くなったときに、仏式でお葬式されたのであれば、供養がされていますが、孤独死を多く扱う業者は、よく遺品の供養を勧める業者が多いと聞くことがあります。
遺品整理の費用には、大きく分けて人にかかる費用(人件費)と、モノにかかる費用(処分費、搬出するための費用など)です。
人にかかる費用については見積書の人件費算出の内訳でわかります。
※お客様の守秘義務がありますので、画像が一部不鮮明になっていますので、ご了承ください
他には、遺品整理の費用を左右する要因として、作業現場となる家の立地条件などもあります。
例えば、運搬車両の駐車スペースがない場所などでは、積み込みや搬出に時間がかかることがあります。
また、マンションの階数や、エレベーターの有無、なども人件費が係るため費用に左右します。
ときおり、搬出状況に係らず料金は変わらないと宣伝する、業者を見かけることもありますが、人件費が上乗せされていたり、処分代金が高めに設定されていることがありますのでご注意ください。
実家の遺品整理、親族の遺品整理などで、故人が遺した資産、契約書、貴金属などの全てを見つけるには、どうしても時間がかかります。
ご両親が使っていた預金通帳がでてこない、母親が使っていた通帳が把握できないなどよくご遺族から伺います。
ご遺族が気づいていない故人が遺した資産を探すには、現地での経験が必要ですが、経験値がある作業員でも、全て確認するためには、時間を要します。
母親が使っていたネックレスが見つからない、祖母から聞いていた貴金属がテッシュペーパーに包まってでてきたなど、同じ遺品の量であっても、そのまま段ボールなどに入れれば時間を要しませんが、箱に入っている1つ1つを確認するには相応の時間がかかります。
そして、同じ現地の状況でも1日で終了する業者もいれば、2日近くかかる業者もいます。
予め梱包されたモノを搬出する引越し業者と違い、持ち主が亡くなった遺品整理は、時間を要す状況が多々あります。そのため、1日で終える業者が良いとは限りません。
インターネットで“遺品整理 時期”と検索するといろいろな情報が現われます。
まず、持家なのか、賃貸住宅(月末までの作業をご希望)によっても異なりますが、今まで2150件の作業経験から、「四十九日」後の時期が多いと実感しています。
よくお電話で「両親の衣類・アルバムなどの整理ができない」とご連絡をいただきます。
その際には、遺品整理をする時期について、特に決まりはないので、「気持ちの区切りがついた時期が一番です」とお伝えしています。
作業後に伺ったお話でも、殆どのお客様がその時期が適切だったとおっしゃいます。
当店では、ご利用いただく方の四人におひとりは遠方にお住いの方です。
一部をご紹介しますと、さいたま市内に実家があって今は愛知県に住んでいた方。結婚後は神奈川県内にで、実家に戻っていたのは暮れの時期くらいだった方。
川越市でひとり暮らしをしていた祖母が亡くなった。など様々なご事情があります。
ご遺族がお近くにお住いの場合には、立合って頂いた方がいいのですが、遠方にお住いの場合には、お見積もりのときに現地に来ていただいて、鍵をお預かりして作業をすることもあります。
ただ、可能であれば「業者が遺品を整理する初日の日は」現地に来て頂く方がベストです。
貴重品類に関しては言うまでもありませんが、ご遺族それぞれの方によって、遺品の考え方が異なるからです。
「年賀状は残しますか? 故人の肉筆の手紙をどうされますか?」など、確認させて頂くことができるからです。
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