具体的な整理事例 – 狭山市での実際の作業と依頼内容

こちらでは、狭山市で当店をご利用いただいたお客様の具体的な事例をご紹介します。

実際の作業内容とご依頼内容を通じて、部屋の片付け・家財整理に関するお客様の体験談と相談内容を詳しくご紹介します。また、最後に実家が空き家になった際の注意点までご説明します。

今直面している皆様方が、今後どのような方向性で進められるか、ご参考いただければと思いまして事例としてご紹介しています。

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奥様の部屋の片付け・家財整理・空き家の注意点

2つの事例と空き家になった際の注意点を解説します。
1件目は、亡くなった奥様の遺品整理です。60代のご主人からの依頼で、3LDKのリビングに置かれた奥様の遺影が印象的でした。

急な別れに戸惑うご主人が、遺影や思い出の品々を整理する中で、特に大切にしていた写真や携帯電話が見つかり形見にされたエピソードをお話しします。

2件目は、サービス付き高齢者住宅への引っ越しに伴う家財整理です。60代後半の女性が、将来の安心を考えて引っ越しを決め、部屋を片付けることになりました。

3件目は、実家が空き家になった際の注意点です。実家が空き家になると、セキュリティや定期的な管理が重要になります。

諸般の事情で、空き家となった場合に、どのように管理し、維持していくかのポイントを具体的にお伝えします。

これらの事例を通じて、同じような状況に直面している方々の参考になればと思います。それでは、具体的なケースを詳しくご紹介します。

奥様の部屋の片付け・スマホを形見にした事例】

60代のご主人から、亡くなった奥様の部屋の件で依頼が入りました。見積もり当日に伺うと、3LDKのリビングには奥様の遺影が置かれていました。

ご主人は「49日が過ぎるまではリビングに遺影を置いておこうと思っていました」と話され、見積もりの日はその日を過ぎた後でした。

また「家内が急になくなったので、葬儀に使った写真は免許証の写真を使ったんです。」と教えてくれました。

葬儀の際には時間が限られているため、気に入った写真がすぐに見つからないことはよくある話です。

今回の作業は、主に奥様の部屋の家具類を中心に廃棄することになりました。
ご主人は見積もりの際に「家内の写真が見つかれば残して欲しい」とご依頼がありました。

作業を進めていく中で、ご主人が昔使っていたガラケーと奥様のスマホが見つかりました。

現場にあったガラ携帯とスマホ

ご主人はそれを見て嬉しそうに「このガラケーには、家内と撮った写真がたくさん残っているはず」と伝えられました。

その後、部屋の片付けを進めると、使っていた携帯の電源コードも見つかり、ご主人は「家内は几帳面な性格なので残しておいてくれたんですね!」と言われました。

リビングには奥様の遺影があったこともあって、ご主人とそれぞれの品物に込められた思い出を共有し作業を進めました。

ガラ携帯の電源コード

作業を終えた後、ご主人は「形見としてこの携帯が見つかって本当に良かった」と喜ばれました。私たちも、ご主人の大切な思い出の品を見つけることができて、とても嬉しく感じました。

遺品にはそれぞれの方の想いが詰まっていることを実感します。

サービス付き高齢者住宅への引っ越しに伴う家財整理

最近、家財整理の依頼が増えています。
特に、生前に行う部屋の片付けが増加傾向にあります。一般的なケースとして、介護ホームに入居するために賃貸物件から引き上げることが多いです。

一方で、持ち家の場合には、すぐに売却することは少なく、部屋がしばらくそのままになっていることがよくあります。

今回の依頼は、60代後半の女性からのお客様で、サービス付き高齢者住宅に、引っ越すために家財の大半を処分してほしいという内容でした。

女性は膝の具合が良くなく、「今のところ介護は必要ないが、将来のことを考えて備えとして入居」を決めたとのことです。

入居先について伺うと、生活の自由度が高いのが特徴で、安心して生活できる環境が整っているとのことでした。

引っ越し先は、現在の3LDKのマンションから広めのとはいえ、ワンルームの部屋になるため、これまで使っていた家具や衣類の大半を処分する必要がありました。

生前整理洋服

ご依頼いただいたお客様は、ひとり暮らしでしたので、緊急通報装置や見守りセンサーなどが設置されている施設に安心感を感じている様子でした。
見積もりの際に話を伺っていたので、このような背景を踏まえ作業を進めました。

サービス付き高齢者住宅 (※イメージ画像です。出典 写真AC)

大切な思い出の品や、今後も使う予定のある身の回りのものは、新居に持ち込むことにしました。
一方で、長い間使っていなかった家具や衣類、その他の日用品は処分することとなりました。

作業が進むにつれて、部屋は次第にすっきりとし、広々とした空間が生まれました。
お客様は、「こんなに広かったんですね!住み慣れた場所から出る不安もありますが、新しい生活が楽しみです」と笑顔を見せていました。

新しい住まいでは、必要最低限のものだけを持ち込み、快適で安全な生活が始まることを私たちも願っています。

空き家になった際の注意点】

公式サイトでもご説明していますが、持ち家の場合、部屋の片付けが先延ばしになると、空き家になるリスクが高まります。特に戸建ての家ではその傾向が強くなります。

家の持ち主がサービス付き高齢者住宅や介護ホームに入居している場合にも多く見られる現象です。

このような状況は、家の持ち主が数年以上実家から離れて暮らしているケースが多いためです。
また、実家の片付けを終えた後に、誰も住む予定がない場合にも起こります。

そこで、こちらでは空き家になった際の注意点をご案内いたします。

空き家 (場所の特定を避けるため、オリジナル写真の背景にモザイク処理を施しております。)

1. セキュリティ対策: 空き家になると、不審者の侵入リスクが高まります。全ての窓やドアの施錠を確認し、セキュリティシステムの導入を検討しましょう。

2. 定期的な点検と維持管理: 空き家は内部や外部の状態が劣化しやすくなります。定期的に点検し、漏水やカビ、害虫の発生に早期に対応することが重要です。

3. 保険の見直し: 空き家になると、保険の見直しが必要です。ただし、空き家を対象とした火災保険は限られています。保険会社に相談し、適切な保険内容に見直しましょう。

4. ご近所との連携: 空き家が近隣住民に不安を与えることがあります。地域の自治会とコミュニケーションを取り、空き家の管理方針を明確に伝えましょう。

お客様事例から当社サービス】

具体的な事例を通じて、当社のサービスがどのようにお客様のお手伝いをしているかをご紹介しました。

一つ目の事例は、亡くなった奥様の部屋のご依頼があった60代ご主人のケースです。ご主人の思い出を大切にしながら、必要な物品を残し、大切な写真や携帯電話を見つけて形見としてお渡ししました。

二つ目の事例は、60代後半のお客様がサービス付き高齢者住宅に引っ越す際の家財整理です。
最近、生前整理のご依頼が増えているため、こちらでは漫画でもご説明させていただきました。

最後は、実家が空き家になった際の管理です。空き家の数は年々増加しており、その管理は重要な課題となっています。

空き家のセキュリティ、定期的な点検と維持管理、保険の見直し、地域との連携を適切に行うことで、空き家のリスクを最小限に抑えることができます。
これらの対策をしっかりと講じ、安心して空き家を管理できるようにしてください。

これらの事例が、同じような状況に直面している方々の参考になれば幸いです。

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