具体的な整理事例 – 所沢市で実際の作業とご依頼内容

こちらのブログでは、サービス事例の「第二弾」として、所沢市での具体的なお客様からのご相談および依頼内容について詳しくご紹介いたします。

皆様の整理の手助けになるよう、実際の事例を通じて詳しい情報をお届けします。

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実家の片付け・アパートの家財処分・家財処分の3つの事例

冒頭お伝えしました、ご相談事例の第二弾として、実家の片付けと部屋の整理・家財処分の3つの事例をご紹介します。それぞれのお客様のご要望を伺い、作業を進めてきた現場の様子をお伝えします。

1件目は、50代男性の方からご依頼頂いた大掛かりな実家の片付けでした。住宅街にある6DKの広い実家で、お孫さんを含む家族全員で食事会を開いた後に整理を始めました。

リビングには貴重な無垢材のオブジェがあり、納戸からはおじいちゃんが孫に残した切手と感動的なメモが見つかりました。作業後には住宅解体工事を行い、更地にすることで、買い手がつきやすくなる方向性で準備が進められました。

2件目は、大阪に住む息子さんからのご依頼でした。2DKのアパートの整理で、単身赴任中に亡くなったお父様の部屋でした。意外にも新聞や雑誌が多く、資源回収日に間に合わなかったため部屋に置かれていたようでした。

当店では、遠方から現地に来られる方のご依頼も多くあります。そのため、埼玉県内でよくある賃貸契約の解約予告についての注意点を説明しました。
関西と関東では退去基準が異なることがあるため、契約書を確認する必要性をお伝えしました。

3件目は、「航空公園」駅周辺地域での家財処分です。この地域は当店でもよく伺う場所のひとつです。今回は、同じ団地内での引っ越しに伴う生前整理のご相談を受けました。

70歳くらいの奥様から、現在住んでいる3DKの住まいから2DKに引っ越すため、一部の家財道具と使わなくなった衣類を整理することになりました。お客様は、友人から「実家の片付けが大変だった」という話を聞き、使わない荷物を整理しようと決めたそうです。

これらの事例を通じて、同じような状況に直面している方々の参考になれば幸いです。
それでは、各事例の詳細を以下でご紹介します。

実家の片付けと住宅解体工事】

50代の男性のお客様から、住宅街にある実家の片付け依頼がありました。実家は6DKと広く、お客様はお姉さんと協力して片付けを進めていました。

印象深かったのは「実家を片付ける前に、お客様とお姉さんの家族が食事会を開いた」と聞いたことです。亡きご両親にとって、お孫さんたちも一緒にいたことで、家族全員が集まり、思い出を共有する時間があったと聞きました。

実家のリビングには、今では貴重な無垢材のオブジェがありました。これまでに訪れたお宅でも、貴重なものが多く故人が歩んできた人生の痕跡が伝わってきました。

貴重な無垢板

整理作業が終わった後、住宅の解体工事を行うことになりました。解体工事をする理由として、すぐに売却する予定がない場合もありますが、今回のお客様は、更地にすることで買い手が自分の好みに合わせた家を建てやすくなると考えてのことでした。

また、空き家に対する条例のことを他でもお伝えしていますが、所沢市は2010年7月、全国で初めて空き家条例を制定し、同年10月1日に施行したので、年々、指導も厳しくなってきていることも影響していたようでした。所沢市 空き家等の適正管理について

作業は、お客様からのご要望を受け、一つ一つ進めていきました。よく言われているのは、亡くなった方の荷物の整理は、単なる片付けではなく、故人の思い出や家族の想いを組んで進めることが求められます。

納戸から見つかった切手

納戸から見つかった切手コレクションや感動的なメモは、お客様にとっても大切な思い出となりました。そして形見として保存されることになりました。

当店では、住宅解体工事も承っております。お客様一人ひとりのご要望に応じたサービスを提供し、故人の想いや遺族の方々の気持ちを大切にしながら、皆様が気持ちよく新生活を始められるようお手伝いしています。
これからも、お客様の思いに寄り添い、具体的な事実と詳細な描写に集中し、丁寧な作業を心がけてまいります。住宅解体工事はこちら

賃貸物件の退去の際の重要事項 】

大阪に住む息子さんから、父親が住んでいたアパートの片付け依頼がありました。息子さんが現地に来る前に、「単身赴任で所沢に住んでいた父が亡くなったので部屋を整理して欲しい」と連絡がありました。

部屋は2DKのアパートでしたが、意外と多かったのは新聞や雑誌でした。おそらく資源の回収日に間に合わなかったため、部屋に置いてあったのではないかと思いました。

新聞・雑誌類お客様のプライバシー保護のため、オリジナル写真にモザイク処理を施しております。)

当店をご利用頂くお客様のうち、4件に1件は遠方からのお越しの方です。その中で特に注意が必要なのは、お住いの地域によって、賃貸契約の解約予告の違いです

関東では日割り清算が多く、関西では月割り清算が多いです。この違いを理解しておくことが大切です。現地で契約書を必ず確認してくださいとお伝えしています。

例えば、日割り清算の場合、月の途中で退去しても、契約内容によっては、その日までの家賃を支払うだけで済むことがあります。
ただ、月割り清算の場合、月の途中で退去しても、その月の家賃を全額支払う必要があります。

この違いは大きな費用差となるため、契約書の確認は必須です。

作業当日は、息子さんが大阪から来られました。部屋に入ると、新聞や雑誌が積み重なっている光景が広がっていました。部屋には他にも多くの物がありましたが、特に目立ったのは書類関係です。

書類の中には重要な情報が含まれていることがあるため、一つひとつ確認しながら進めました。

また、息子さんは遠方からの依頼であったため、時間と労力をできるだけ少なくするために、事前に必要な情報を電話やメールで確認しました。

特に、賃貸契約の解約予告については、事前に確認し、息子さんにも理解してもらうことができました。

作業が進む中で、息子さんが初めて見たといったカメラが見つかりました。息子さんは「父には息子が知らなかった趣味がふえていたんですね」と感慨深げに話されました。

賃貸契約書イメージ(※賃貸契約書イメージ)

いずれにせよ、部屋の契約者が亡くなっている場合に、遺族の方が退去手続きを進めるには、「賃貸契約書」を事前に確認しておくことは必須です。

もし、見つからない場合には、管理会社・不動産業者に確認して、事前に取り寄せたうえで、部屋の明け渡し手続きを進めてください。

部屋の家財処分のご相談事例 】

よく伺う地域のひとつに「航空公園」駅周辺地域での作業があります。先日、お問い合わせをいただいたのは、同じ団地内での引っ越しでした。「生前整理は扱っていますか?」というお問い合わせがあり、見積もりのために現地に向かいました。

所沢市航空公園通り近くの現場

お客様は70歳くらいの女性で、3DKの部屋にひとりで住んでいました。

ご要望を伺うと、現在の住まいが広すぎるため、同じ団地内の2DKの部屋に引っ越すことを考えているとのことでした。そのため、一部の家財道具や着る機会がなくなった衣類を整理し、処分することになりました。

現場の下見をしているときに、お客様は「一人でこの広さはやはり広すぎますね」と話されていました。

そこで、私たちは遺品整理業者としての経験をもとに、最近は生前整理を行う方が増えていることをお伝えしました。「使わない物は、今回のような引っ越しをきっかけに整理するのがいいですね」とアドバイスしました。

作業現場の公団

作業中、お客様の友人が訪れ、「最近、お友達が実家の遺品の整理をした話を聞いたけど大変だったみたい」と伝えられした。
その後、「使わない物を捨てるには、今回のようなきっかけでできるのね」と言われ、お客様も納得されていました。

最後に、全ての部屋を再確認し、必要な物だけを新しい住まいに持って行く準備が整いました。お客様は「これで新しい生活が始められます。ありがとうございました」と伝えれました。私たちもお客様のお手伝いできたことを嬉しく思いました。

この経験を通じて、生前整理の大切さを改めて感じました。

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