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サービス対応事例 – 所沢市の依頼内容のご紹介

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サービス対応事例 – 所沢市の依頼内容のご紹介

こちらでは、所沢市で体験したそれぞれの出来事と、サービス対応のご相談事例や作業依頼内容をご紹介します

整理を進めようとお考えの皆様が、今後どのような方向性で進められるか、ご参考いただければと思いまして事例としてご紹介しています。

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息子さんの部屋の片付け・実家の解体工事・生前整理の3つの事例

今回は、「息子さんの荷物の片付け、実家の解体工事、そして生前整理」3つの事例についてご紹介します。

亡くなった方の部屋の片付けや家財整理は、個々の事情や背景が異なり、それぞれのケースに応じた対応が求められます。これらのご相談事例を通じて、これから整理を検討されている方々にとって、参考になる情報をご提供できれば幸いです。

最初の事例は、30代の息子さんの部屋の事例です。依頼者は九州に住む60歳くらいの父親で、突然の事故で息子さんを亡くしたという経緯がありました。

次にご紹介するのは、数年間、実家の片付けが進まずに空き家となっていたお宅の実家の片付けと住宅解体工事の事例です。

最後に、生前整理の事例として、戸建てに住む80歳くらいの女性からの依頼についてお話しします。これらの具体的な事例を通して注意すべき点や効果的な進め方について詳しく見ていきましょう。それでは、それぞれの事例を詳しくご紹介します。

父親から息子さんが住んでいた部屋の片付け依頼】

30代の息子さんの部屋の片付け依頼がありました。依頼者は九州に住む60歳くらいの父親です。初めに電話を頂いた際に、「部屋の様子はどんな感じですか?」と尋ねました。すると、父親は分からないということでした。

理由を聞くと、会社から「心臓突然死」で亡くなったと連絡を受けたものの、息子さんが暮らしていたアパートの様子まで見ていないということでした。

見積もりの当日、埼玉県に初めて来るご両親には土地勘がないため、最寄りの駅構内で待ち合わせ、その後息子さんのアパートに向かいました。

待ち合わせ場所の西武線所沢駅

現地に着いた際に、父親は部屋に入ることができず、私たちがワンルームの部屋をチェックしたところ、意外と掃除が行き届き、すっきりとした部屋でした。

見積もり後、ご依頼頂いたので「何か気になる遺品はありますか?」と伝えたところ、ご両親も初めての経験で頭が混乱していたようで無言でした。そこで、私の方からスマホ及び預金通帳・写真などがあれば残しておくと伝えました。

作業当日も、父親は部屋に入れなかったので、作業が終わった後に連絡することにしました。部屋には写真はありませんでしたが、スマホが2台ありました(1台はおそらく前に使っていたもの)。

このスマホの中に息子さんの「お気に入りの写真」が入っている可能性があると伝えました。

父親はすぐには見ることができない感じでしたが、月日が経てば見ることができるように願いつつ、作業を続けました。

当日の作業は、まず部屋全体を確認するところから始まりました。家具や家電は必要最低限のものしかなく、生活感が控えめな印象を受けました。衣類や日用品も整頓されていて、息子さんが几帳面な性格であったことがうかがえました。

次に、収納スペースを一つずつ確認しました。クローゼットには季節ごとの衣類がきちんと分けられて収納されており、特に目立った乱雑さはありませんでした。私たちは、衣類の中から必要なものを分け、その他は処分することにしました。

現場アパート(プライバシー保護のため、オリジナル写真にモザイク処理を施しております。)

続いて、キッチン周りの片付けを行いました。調理器具や食器は最低限のものしかなく、息子さんが自炊をあまりしていなかったことが分かりました。

最後に、バスルームとトイレの整理を行いました。バスルームには日常的に使用していたと思われる洗面用具が揃っていましたが、特に処分するものはありませんでした。トイレも清潔に保たれており、特に問題なく作業が終わりました。

作業がすべて終わった後、父親に連絡を入れ、状況を説明しました。スマホと通帳を含む貴重品は、丁寧に保管しておきました。

現場にあったスマホ

父親は感謝の意を表しながらも、息子さんの急逝による心の痛みが感じられました。
私たちは、父親が少しでも早く心の整理がつくことを願いながら、作業を終えました。

実家の荷物を処分した後の住宅解体工事 】

持ち家の場合、整理が先延ばしになることが多々あります。それにはいくつかの理由がありますが、賃貸とは異なり、急いで実家の部屋を片付ける必要がないことが大きな要因です。

当店には「皆さん、いつ頃整理をされていますか?」という問い合わせが多く寄せられます。初めて故人の部屋を片付ける方が多いため、参考にしたいと思うからです。

ただ、いつまでに行わなければならないという決まりは特にありません。一般的には49日以降に始める方が多いです。

先日、数年間近く整理が進まずに空き家になっていたお宅から依頼がありました。そのお宅は長い間放置されていたため、ご近所の方からも指摘があったそうです。

戸建ての空き家(場所の特定を避けるため、オリジナル写真の背景にモザイク処理を施しております。)

また、所沢市は2010年7月、全国で初めて空き家条例を制定し、同年10月1日に施行されました。
この条例により、空き家の管理が厳しいことを聞いていたので、今回の依頼のきっかけとなりました。

お客様は「親の遺品をそのままにしておきたかった」という気持ちを持っていましたが、住宅解体工事を行うことに決めました。
今回の住宅解体工事の理由は、「直ぐに売却するつもりはなく、更地にしてから今後のことを考えたい」ということでした。

初めに、家の中に残された遺品の整理を進めました。家の中には親が使っていた家具や家電、生活用品がそのまま残っており、これらを一つ一つ確認しながら進めていきました。

お客様は遠方に住んでいるため、現地での立ち会いは難しい状況でした。
そのため、あらかじめ打ち合わせた方法で、電話で連絡を取りながら作業を進めました。
特に思い出の品や貴重品に関しては、依頼者に確認を取りながら丁寧に扱いました。

次に、解体工事に向けた準備を進めました。周囲の住宅や近隣の方々への配慮が必要なため、工事前に近隣住民へご挨拶に出向きました。

当店は、遺品整理業者ですが、当店をご利用頂いたお客様限定で「住宅解体工事」も行っています。遺品整理を終えた後の住宅解体工事

ここで空き家のリスクをご説明します。
まず、防犯面でのリスクが大きいです。空き家は不法侵入や、放火などの犯罪が発生する可能性があります。また、定期的な管理が行われないため、建物の老朽化が進み、倒壊や屋根の落下などの危険性が高まります。

空き家の放火ニュース

そして、周囲の環境にも悪影響が出てくるので、近隣住民の方に不快感を与えることがあります。そのため、空き家を放置することはリスクを伴うため、早期の対策が必要です。

今回のように、親の遺品を整理し、住宅を解体することで、空き家のリスクを未然に防ぐことができます。これからも、お客様のニーズに応じた柔軟な対応を心掛けてまいります。

80代のお客様からの家財と荷物整理のご相談】

80歳くらいの女性から、生前整理のご依頼がありました。お客様は数年前にご主人を亡くし、息子さんも独立して家を出たため、一人で生活をしていました。
ただ、年々足腰が弱くなり、自宅の階段の上り下りが負担に感じるようになったそうです。

そして、最近の地震の多さも加わり、一人での生活に対する不安が増してきました。そのため、殆どの家財を片付けて、自宅を売却することを考え始めていたそうです。

所沢市の戸建て階段

私が見積もりに伺った際に、聞いたのは、近くに住む民生委員の方から、自立した人が入居できる老人ホームを紹介されたと伺いました。
そのため、ほとんどの荷物を処分し、自宅を売却する準備を進めると決めたそうです。

ご依頼頂いた際にお客様からは「よろしくお願いしますね」と丁寧にお願いされ、お客様が、私たちに依頼するまで、幾つかの葛藤があったようにも感じました。

見積もりの際には、まずお客様と一緒に家全体を見て回り、何を残すか、引っ越し先に持ち込める荷物は限れれているので、どのように作業を進めるかを確認しました。

リビングには長年使われた家具や家電が多数ありましたが、あらたな入居先には持ち込まないので大半を処分することになりました。

家財道具の中には、お茶の道具がありました。ただ、使わなくなってから30年以上経っていて、誰かに譲ることも考えていたそうですが、処分するように依頼されました。

台所の収納物

また、キッチンには使わなくなった調理器具や食器が多くありました。お客様は「昔は家族みんなで食事を楽しんでいたけれど、こんなにたくさんの調理器具は必要ありません」と話していました。

また、押し入れからは古い写真アルバムや手紙が見つかりました。これらはお客様にとって思い出の品のため、ホームに持っていくと伺いました。

最近、生前整理の作業が増えています。ただ、ご高齢の方々は「物を大切にする習慣」「物に対する思い出」もあるので、作業を行う際には、ご要望を伺い、仮に処分するものであっても、丁寧に部屋から搬出するように心がけています。

当店では店長の内藤がお見積りから当日の作業まで、一貫して対応しております。

お客様事例からの当社サービス】

今回は、3つの事例をご紹介しました。

1件目は、30代の息子さんが急逝し、九州からご両親から息子さんの部屋を整理するご相談でしいた。息子さんの部屋は清潔に保たれていた一方で、ご両親は混乱してました。

現地で打ち合わせた際に、無理もないことと実感しました。当日の作業でスマホや預金通帳などが見つかり、ご両親にお伝えしました。

2件目は実家の片付け後の住宅解体工事です。数年間、遺品の片付けが進まずに空き家となっていたお宅からのご相談でした。

ご近所からの指摘を受け、行政からの注意があるまえに、住宅解体工事も行うことになりました。
住宅を解体し、更地にしてから売却することをお考えのご家族に対応でした。

3件目は、家財整理のご依頼でした。80歳の女性からの依頼で、ご主人を数年前に亡くし、息子さんも独立したため、一人で生活していました。

最近の地震の多さに不安を感じ、元気なうちに荷物を整理して自宅を売却し、老人ホームに入居することを決意されました。家財道具の処分を進め、新しい生活に向けた準備をお手伝いしました。

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これらの事例が、同じような状況に直面している方々の参考になれば幸いです。

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日経ビジネスオンラインなど、数多くのメディアに取り上げていただきました

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