サービス対応事例 – 富士見市の作業依頼内容のご紹介

こちらのブログでは、私たちが富士見市内の部屋で体験したそれぞれの出来事と、ご相談事例をご紹介します。

整理を進めようとお考えの皆様が、今後どのような方向性で進められるか、ご参考いただければと思いまして事例としてご紹介しています。

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弟さんの部屋の整理・市内の住宅解体工事補助制度・生前の荷物整理3つの事例

今回は、3つの事例をご紹介いたします。

1件目は、一人暮らしをしていた弟さんの部屋の依頼でした。姉の方からの依頼で、賃貸物件の退去に伴う整理でした。形見の品や貴重品の取り扱いに注意を払いながら作業を進めました。

2件目は、1年前に整理を終えた実家のご相談です。売却予定のなかった実家の状況が変わり、道路に枝木が伸びていることをきっかけに、住宅解体工事を行うことになりました。
1年以上「空き家」になっていたので、お客様に富士見市の補助制度のことを伝えました。

3件目は、生前整理のご相談です。ご夫婦とその奥さんのお母さまが同じマンションの棟に住んでおり、長女の奥さんが80代の母親と一緒に住むために引っ越すことになりました。
3LDKの間取りから、長女夫婦の一部屋に越すため、家財道具や大型家電製品の整理を行いました。

それでは、これらの具体的な事例を通じて、注意すべき点や効果的な進め方について詳しく見ていきましょう。お客様の体験談を交えながら、実際の作業の流れやポイントを紹介していきます。

亡くなった弟さんの部屋の片付け依頼】

アパートの部屋の片付け依頼がありました。依頼主は、一人暮らしをしていた弟さんの姉の方でした。弟さんとは数か月に一度電話で話していたそうですが、実際に部屋を訪れたのは10年ぶりとのことでした。

弟さんが住んでいたのは賃貸物件で、月末までに部屋を引き渡さなければならないということで、比較的急いでいました。

ふじみ野駅近くの部屋は3DKの1階で、家財道具や生活用品がそのまま残っている状態でした。
依頼主であるお姉さんは形見として段ボールに入れた物や比較的新しいテレビを持ち帰る意向を示していました。

現場近くのふじみ野駅

見積もりの際に、まずお姉さんと一緒に部屋の中を見て回り、どの物を残すか、どの物を処分するかを確認しました。

作業は2日に分けて行うことになりました。
初日はお姉さんに立ち会っていただき、主に大きな家具や電化製品の処分を進めました。処分する物と持ち帰る物を分けながら作業を進めました。
お姉さんは、「弟が大切にしていた物を粗末に扱いたくない」と話していて、その気持ちを大切にしながら作業を進めました。

2日目はお姉さんから鍵を預かり、私たちだけで作業を行いました。大きな家具や電化製品の搬出が終わった後、残っている小物や日用品の整理を進めました。この日は特に慎重に作業を進めました。遺品の中には大切な書類や貴重品が含まれている可能性があるからです。

実際、食器棚を搬出しようとした際、隣にあった冷蔵庫との隙間に預金通帳が挟まっているのを見つけました。

通帳には数十万円の残高がありました。
これをお姉さんに電話すると「そんなところに通帳があったのですか?予想もしていなかった!」と驚いていました。

預金通帳

遺品整理は、故人の全ての財産を把握することは難しいため、慎重に作業を進めることの重要性を改めて感じました。特に急いで整理を行うと、貴重品や大切な書類を見落としてしまう可能性があります。そのため、時間をかけて行うことが大切です。

最終的に、部屋はきれいに整理され、賃貸物件の管理会社に引き渡す準備が整いました。お姉さんから、預金通帳が見つかったことをを感謝され、無事に終えることができました。

実家の空き家の住宅解体工事】

1年以上前に、整理を終えた家から連絡がありました。その時は、すぐに実家を売却する予定はなく、奥さんと一緒に実家の今後について考えたいと話していました。

ご夫婦は都内の分譲マンションに住んでいて、ご主人の実家がある戸建てには住む予定がなかったのです。

久しぶりに実家に戻ってみると、道路に枝木が伸びていて、家の周囲が荒れている状況でした。

これは空き家にしておくことで起こる問題です。そして、放置すると近隣に迷惑がかかることが多いです。
そのため、最終的に、住宅解体工事を行うことになりました。

道路に枝が伸びている状況(お客様のプライバシー保護のため、オリジナル写真にモザイク処理を施しております。)

よく言われていることは、空き家にしておくと、さまざまなリスクが発生します。
例えば、枝木が伸びすぎて「道路を塞いでしまったり」家屋自体が老朽化して倒壊の危険が高まることがあるからです。

そのため、お客様にリスクをお伝えしました。
その後、市内では、昭和56年5月31日以前に建築された住宅が一定の条件をすべて満たすと、建設業法の許可又は建設リサイクル法の登録を受けた市内業者が行う工事などの条件で、解体工事の補助金が受けられることを知りました。そのことを直ぐに後日連絡しました。

お客様より「あ!そうですか、知りませんでした」と気が進んでいる様子に感じました。

最近は、このようにお住いの自治体によって、「空き家」対策の一環として補助金を提供するところが増えています。補助金制度を利用することで、解体費用の一部をカバーすることができ、解体が進みやすくなります。

解体工事のの更地(場所の特定を避けるため、オリジナル写真の背景一部をモザイク処理しています。)

今回は、補助制度を使うため、お客様が市内の解体工事業者に依頼したそうです。いずれにせよ、空き家の状況は好ましくないので、早急な対処が必要と実感した現場でした。

富士見市 空家に関する補助制度について(2024年4月1日時点)

家財整理と処分事例 】

家財整理の事例をご紹介します。あるマンションの同じ棟に住んでいるご夫婦と奥さんのお母様がいらっしゃいました。

長女の奥さんは、80代のお母様の近くに住みたいという意向から、数年前に同じマンションに引っ越してきました。話を聞いていて微笑ましく思いました。

それから、10年近く経ったようで、ご夫婦の息子さんが成長し、独立して自宅を出ることになりました。これを機に、長女の奥さんはお母様と同居するので、今回生前整理の依頼がありました。

現場の集合住宅 (周りの方のプライバシー保護のため、オリジナル写真に一部モザイク処理を施しております。)

お母様が住んでいた部屋は3LDKの広い間取りでしたが、長女夫婦の部屋に引っ越しますが、一部屋で生活するので、まず、家財道具や大型家電製品を処分することになりました。

最終的に、引っ越し先の部屋に持ち込む物と処分する物が整理され、新しい生活の準備が整いました。お母様は「これで新しい生活を始められます」とほっとした表情を見せていました。

長女の奥さんも、お母様が近くにいることで安心感が増し、これからの生活がより充実したものになると期待していました。

このようにして、お母様と長女の奥さんの新たな生活がスタートしました。家財の整理を通じて、家族の絆がさらに深まり、思い出を大切にしながら新しい生活に向けた準備が進んだ事例です。

生前整理マンガ

お客様事例からの当社サービス】

今回は、3つの事例をご紹介しました。1件目は、1年前に整理を終えた家からの連絡でした。

ご夫婦は都内の分譲マンションに住んでいて、実家に戻って住む予定がなかったのですが、久しぶりに訪れた実家は枝木が伸び放題で、家の周囲が荒れていました。

放置された空き家のリスクを考え、最終的に住宅解体工事を行うことになりました。幸い空家に関する補助制度がありました。

2件目は、一人暮らしをしていた弟さんの部屋の片付け依頼でした。お姉さんが形見として持ち帰りたい物を丁寧に選んだ後に、作業中に見つかった預金通帳には、数十万円の金額が残っていました。

遺族の方が整理を進める際には、故人の財産を完全に把握できていない場合が多いので注意が必要です。

3件目は、長女の奥さんがお母様と同じマンションに住むためのご相談でした。
お母様と長女の奥さまが、同じマンションに暮らしている事例でした。親子で一緒に住むので、思い出の品を少し整理し、新しい生活の準備を整えるお手伝いをしました。

これらの事例から、当社がどのようにお客様のお手伝いをさせていただいたかをご理解いただけたかと思います。

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これらの事例を通じて整理を検討されている方々にとって、参考になる情報となれば幸いです。お困りごとがありましたら、どうぞお気軽にご連絡ください。

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