サービス対応事例 – 和光市の作業依頼内容のご紹介

こちらのブログでは、私たちが和光市の部屋で体験したそれぞれの出来事と、ご相談事例をご紹介します。

整理を進めようとお考えの皆様が、今後どのような方向性で進められるか、ご参考いただければと思いまして事例としてご紹介しています。

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公団での整理・生前の荷物整理・遠方の方からのご依頼3つの事例

今回は、公団での整理と生前に行われた荷物整理、遠方から現地にお越しいただいた3つの事例をご紹介いたします。
私たちは、以前東武東上線沿線に本社を構えていたこともありまして、和光周辺での作業には慣れています。

特に、公団住宅での依頼が多く、故人が長年住んでいた地域では、ご近所の方々が頻繁に作業現場を訪れることもあります。
そんな現地での実際の作業を通じて、どのような点に注意し、どのように進めていくかを具体的にお伝えします。

1件目は、公団住宅での作業事例です。依頼者は神奈川県に住む40代の次女の方で、長年顔なじみのご近所の方々が訪れる中での作業でした。
現場では、荷物の搬出を一時止めてご近所の方に対応することも多々あります。

2件目は、生前整理の事例です。以前作業を行った公団住宅から再度の依頼がありました。ひとりで住むには広すぎるため、3DKの部屋から2DKのマンションへの引越しを検討されていました。
大半の家財を処分する際には、特に介護ホームへの入居や生活スタイルの変化による部屋の明渡しのタイミングが多いです。

3件目は、遠方に住んでいる方からのご相談でした。依頼者は東北から来られた姪御さんでした。
年代によって遺品の量や内容に違いがあり、特に90代以上の方の部屋では「何かの時に使える」と思って取っておいた品々が多く見つかります。

それでは、これらの具体的な事例を通じて、注意すべき点や進め方について詳しく見ていきましょう。お客様の体験談を交えながら、実際の作業の流れやポイントを紹介していきます。

市内で多い公団での作業】

先日、公団住宅での作業を行いました。市内には県営住宅や市営住宅はありませんが、諏訪原団地や西大和団地、URの賃貸住宅などがあります。

冒頭お伝えしましたが、当店は以前、東上線沿線に本社があったこともあり、周辺での作業に慣れています。

和光市の公団住宅

今回、ご相談があったのは、現在神奈川県に住んでいる40代の次女の方でした。

次女の方はご近所の方とも顔なじみで、地域の方々が頻繁に訪れる現場でした。玄関先で「○○さんに挨拶に来ました」と声をかけられることが多く、その度に荷物の搬出を一時停止して対応しました。

この現場では、特に注意が必要だったのが団地内の倉庫の存在です。団地内には住居とは別に倉庫が設置されていることがあるからです。

次女の方も当初は、その存在を忘れていましたが、店長の内藤が「倉庫は借りられていないですよね?」と確認したところ、「そういえば、昔父が借りていた記憶がある」と思い出されました。

身内の方であれば敷地内の倉庫の存在を知っていることが多いですが、兄弟や親族の場合は見逃しがちです。このため、賃貸契約書の確認が重要です。

公団内の倉庫場所の特定を避けるため、オリジナル写真の一部にモザイク処理しています。)

倉庫の中を確認すると古い雑誌と新聞紙などがありました。次女の方は「おそらく父は資源ごみ回収日に出そうとして、1階に置いたかもしれませんね。」昔のことを思い出しているようなそぶりでした。

整理の際には、ご近所の方がしばしば顔を出し、思い出話に花を咲かせる場面もありました。「○○さんとは長い付き合いでした」と涙ぐむ方もいらっしゃり、部屋を明渡す次女に名残惜しそうに話しかける人もいました。

このように、団地内の整理は地域との繋がりを感じることが多く、一つ一つ丁寧に整理することが求められます。また、倉庫の存在を確認することや、契約書の細かな確認が重要であることを改めて実感しました。

作業が終わる頃には、ご依頼者の次女の方から「父の遺品を丁寧に整理してくれてありがとうございます」と感謝の言葉をいただきました。

家財整理のご相談事例】

当店は遺品整理業者ですが、最近は、生前整理のご依頼も増えています。

また、ときどき、作業中に住民の方から、店舗名を聞かれたり「名刺をください」と言われることもあります。
その際に「冷蔵庫や洗濯機」などの家電の回収は扱っているかなど聞かれることが多いです。

先日、以前作業した公団住宅からお問合せがありました。その際、「あの時名刺をくださった方ですか?」と言われました。
名刺を渡す際に相手側の名前を聞くことがないので、どの団地かと聞いたところ、お隣の団地の方で、○○と言われたので思い出しました。

諏訪原団地

依頼者がいうには、ひとりで住むには今のところは広すぎるので、3DKの部屋を引き上げて、駅に近い部屋数を一つ減らした2DKのマンションに引っ越すと聞きました。

生前に荷物を整理する際に、最も多いのは、賃貸物件に住んでいる方が介護ホームなどに入居するので、部屋を明渡す際に家財道具を処分して退去するケースです。
一方で、生活スタイルの変化によって、今まで使っていた家財道具を処分して、新たな環境で生活する方も多くいらっしゃいます。

例えば、先日お手伝いした方は、長年住んでいた3DKの公団住宅を引き払い、駅近くの1階の部屋に引っ越すことを決められました。その方も、これまでの生活スタイルを変えて、新しい生活を始めるために必要な整理を進めることになりました。

生前整理マンガ

私たちは現場で、依頼者の方々が新しい生活を始めるための一歩を踏み出すお手伝いをしています。
あるお客様は、介護ホームへの入居を控えており、長年住み慣れた賃貸物件を退去するために、家具や家電などの大きな物から、小さな思い出の品々まで、時間をかけて整理しました。

また、別のケースでは、年齢を重ねて身体の調子が悪くなり、一軒家から、エレベーターのあるマンションへの引っ越しを決めた方がいらっしゃいました。この方も、今までの生活で溜まった様々な物を整理し、新しい環境での生活に踏み出す準備をしてました。

生前に家財を整理したり、荷物を片付けることは、新しい生活のスタートを切るための大切なステップです。
ご依頼者一人ひとりの事情や要望をしっかりと理解し、お手伝いすることが私たちの役目です。これからも多くの方々が安心して新しい一歩を踏み出せるよう、お手伝いしていきたいと思っています。

遠方からお越し頂いた方】

駅前近くで作業がありました。ご依頼いただいたのは姪御さんで、東北地域からいらっしゃったため、土地勘がなく、南口のロータリー前で待ち合わせをして現場に向かいました。

時々、遠方から来る方で土地勘がない方と駅で待ち合わせをすることもあります。

駅前ロータリー

姪御さんと一緒に現場に到着すると、1階の部屋が整理の対象となっていました。部屋に入ると、年代物の家具や日用品が所狭しと並んでおり、故人が長い年月をここで過ごしてきたことが一目で分かりました。

90代の故人の部屋には、「いつか使える」「何かのときに役立つかもしれない」と取っておかれた物が多く見受けられました。

そこには、使い終えた歯ブラシがありました。姪御さんも「何に使おうと思っていたのでしょうか?」と不思議そうに尋ねられました。

使い終えた歯ブラシ

このような物は、当時の物を大切にする教育や戦争中の物不足などの影響が感じられます。
そのため、部屋の間取りが同じでも、遺品の量や種類によって作業時間が異なることがよくあります。見積もりの際には、現場でこれらの点を詳しくご説明し、納得いただけるよう努めています。

見積もりの翌日に、私たちは遺品を整理しました。古いアルバムを開くと、若い頃の故人が家族や友人と笑顔で写っている写真がたくさん出てきました。
姪御さんはその写真を見て、「おばあちゃん、こんなに楽しそうな時間を過ごしていたんですね」と、伝えられました。

次に出てきたのは、古い手紙や葉書の束です。姪御さんと共に手紙を読み返しながら、故人がどれだけ人との繋がりを大切にしていたかを感じ取りました。

また、故人が長年使用していた古い洋服や小物も大切に保管されていました。姪御さんは「おばあちゃん、物を本当に大事にしていたんですね」と、感慨深げに話されました。これらの遺品は単なる物ではなく、故人の人生の一部であり、その思い出を共有することができました。

亡くなった方の部屋では、ご依頼者の方々にとっても、故人との思い出を振り返り、整理する大切な時間です。

作業が完了すると、姪御さんは「本当に助かりました。おばあちゃんも喜んでいると思います」と感謝の言葉をいただきました。私たちも、故人の思い出を大切にしながら、依頼者の方々のお手伝いができたことに喜びを感じました。

お客様事例から当社サービス】

1件目は、公団住宅での事例です。依頼者は神奈川県に住む40代の次女の方で、長年顔なじみのご近所の方々が訪れる中での作業でした。
こうした現場では、荷物の搬出を一時止めてご近所の方に対応することも多々あります。

2件目は、最近増えている生前整理です。家財整理で最も多いのは、介護ホームなどに入居するので、部屋を明渡す際に家財道具を処分して退去するケースです。
一方で、長年使っていた品々に思い入れがあることが多いので、廃棄処分するものとは言え、丁寧な片付けと搬出作業を心がけています。

最後は、東北地域からいらっしゃった姪御さんで、土地勘がなく、駅南口ロータリー前で待ち合わせをして現場に向かいました。

東上線和光市駅南口

部屋に入ると、年代物の家具や日用品が所狭しと並んでおり、故人が長い年月をここで過ごしてきたことが一目で分かりました。姪御さんは、使い終えた歯ブラシなどを見て「何に使おうと思っていたのでしょうか?」と不思議そうに尋ねられました。

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これらの事例が、同じような状況に直面している方々の参考になれば幸いです。

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