実家の家財・遺品および荷物整理は、どなたにとっても負担が大きいものです。
今回は、さいたま市で当社のサービスをご利用いただいた「お客様の声を7つ」をご紹介します。
これらの事例を通じて、さまざまな状況でのお客様の具体的な体験と声をお届けします。
最初の事例は、誰も住まなくなった実家を整理した50代男性のお客様の声です。続いて、主人の転勤に伴い実家の遺品整理を依頼した30代女性のお客様の声です。3つ目は、実家の整理を御社に依頼した50代女性のお客様の声です。
次に、介護ホームに入居している母親の荷物整理を行った50代男性のお客様の声です。さらに、一人で住んでいた弟の整理を行った60代女性のお客様の声です。6つ目は、実家のマンションの片付けを行った50代女性のお客様の声です。
最後に、94歳で亡くなった母親の部屋の整理を行った60代女性のお客様の声です。これらの体験談が、同じような状況に直面している方々の参考になれば幸いです。
お客様から直接頂いた声の後に、担当者が(※内で)現場の状況をご説明いたします。
【50代男性のお客様の声 さいたま市 桜区 戸建て】
誰も住まなくなった実家の整理をした後、弟と相談して売却することになりました。古い小説などは古本屋での買取を期待していましたが、難しかったので処分することにしました。
見積もりに来てくれた際に店長さんが腰を痛めていたようでしたが、丁寧に金額を説明してくれたので決めることにしました。
数十年前の湯たんぽなど、亡き両親が使っていたものを見て懐かしく思いました。整理を通じて、家族の思い出を振り返る時間を持てたことが何よりも良かったです。
(※ 現地は、埼玉大学周辺の閑静な住宅街に位置する築45年ほどの戸建て住宅で、依頼主はその長男の方でした。この家は両親が亡くなり、今後住む予定のない実家で、遺品整理を行った後、解体し売却する予定とのことでした。
遺品整理の際、特に目を引いたのは、初めの写真で、書斎にあった夏目漱石や永井荷風といった著名作家の初版本です。依頼者の方はこれらの貴重な本を都内の古書専門店に査定に出しましたが、引き取りが難しいとの結果が出てしまいました。
最終的にはこれらの本は処分されることとなりましたが、依頼者はその過程で寄贈という選択肢も検討していたようです。特に図書館などに寄贈することで、今後も価値のある書物として活用される可能性を模索していたのですが、結果的には廃棄となりました。
このように遺品整理は、実家に思い出が詰まった品が多く、その中で処分するような判断を迫られる場面も少なくありません。ただ、遺品とはいえ、物を手放すことで新たな生活に向かうスタートが行えることも事実です。店長 内藤)
【30代女性のお客様の声 大宮区 実家マンション 3LDK】
主人が転勤になったため、大宮の実家の遺品整理をお願いしました。最後にひとりで暮らしていた父が亡くなって1年経っていなかったので、当初は家族と少しずつ整理を行っていました。
ただ、家族とともに主人の転勤先に赴くため、内藤さんに頼むことにしました。プロの業者さんの手際は見事で、パソコン内にあるデータの中に父が使っていたデジタル資産があるかもしれないと教えてもらい、持ち帰ることにしました。そういった点もプロならではの視点だと感じました。以上お客様の声。
(※ 今回の現場では、、「デジタル遺品」の重要性を改めて実感しました。多くの人が「家には大した財産はない」と言う一方で、パソコンやスマートフォンの中に残されたデジタル遺品の存在に注意を向ける人は少ないのが現実です。
デジタル遺品は、亡くなった方が生前に使用していたパソコン、スマートフォン、ネットバンキングなどのデータやアカウントのことを指します。これらには、写真やメールのやりとり、SNSのアカウント情報、そして、金融関連のデータが含まれていることがあります。
特にネット銀行の口座やオンライン取引に関する情報は、相続される方にとって「負の遺産」になる可能性もあるため注意が必要です。そのため、現場にパソコンやスマートフォンがある場合は、念のため中のデータを確認するようお客様にお伝えしています。)大宮区作業内容とお客様の声-続きはこちら
【50代女性のお客様の声 浦和区 公団 3DKの整理】
娘と相談して御社にお願いすることにしました。実家の整理をどこかにお願いしようと思っていた矢先に、御社が紹介されていた集英社の記事を見て頼むことにしました。
少しずつ進めていましたが、「最後は業者さんに頼まないと終わらないね」と娘と話していたので、偶然お店を知ることができて良かったです。
また、戸袋にあった「招き猫」を見て、亡き父が私にくれたことを思い出しました。丁寧に遺品を取り扱ってくださり、本当に嬉しかったです。スタッフの皆さんの心配りがとてもありがたかったです。
(※ 今回のご依頼は、川越市内に住む30歳前後の娘さんからでした。娘さんは母親と同居していて、母親の実家は公団住宅でした。依頼内容は、亡くなった親御さんが最後まで住んでいたその実家の部屋を、退去期限までに片付けるというものでした。
遺品整理では、特に賃貸住宅の場合、退去期限が設けられることが多く、期日内に作業を終えなければなりません。
今回の現場で特に印象的だったのは、戸袋に隠されていた招き猫や、写真には写っていませんが、亡くなったお兄さんの遺影が風呂敷に包まれて戸袋の奥にしまわれていたことです。遺影は大切な家族の思い出を象徴するもので、丁寧に扱う必要があります。
ただ、遺族の方が気づかずに戸袋や箪笥の上を探ろうとする際に、思わぬ危険に遭遇することもあります。私たち遺品整理業者は、家具の上や隅に額縁に入った写真や遺品が残されていることが多いため、脚立を使う際などは物が落ちないように十分に注意しています。
当社が紹介された集英社の記事はこちら 浦和区作業内容とお客様の声-続きはこちら
【50代男性のお客様の声 南区 戸建ての生前整理】
介護ホームに入居している母は、とにかくアクティブな人でして、実家は母の荷物だらけでした。私たちは家内と近くに住んでおりますが、もう「家を片付けなければ」と話していました。店長さんとの話の中で、「この人に頼んだら間違いない」と実感しました。
本当に荷物が多い中、暑い中で連日の作業をしていただき、ありがとうございました。丁寧で迅速な対応に、家族一同、大変満足しております。
(※ 今回の現場は、両親が5年以上介護施設に入居している状況で、依頼は50代後半の長男の方からでした。母親は入居前に日本舞踊の先生をしていて、生徒との交流も盛んだったそうです。
写真にもある通り、多くの荷物が残されていて、特に母親の衣類や着物が目立ちました。これらの荷物が実家に多く残っていたのは、万が一でも実家に戻る可能性を考え、整理を保留にしていたためです。
私たち遺品整理業者にとっても、こうした生前整理の状況は決して珍しくありません。
ご両親が実家に戻る見込みがなくなった段階で整理を進めるケースが多く、早めに整理を始めることで、自宅を売却するなど、選択肢が広がることも多いです。
【60代女性のお客様の声 見沼区 2DKのアパート】
一人で住んでいた弟が亡くなり、主人と「最後は私たちが部屋を片付け送ってあげよう」と話していました。前の家から使わない家具もそのまま持ち込んでいたので、荷物の量に驚きました。
2日目に冷蔵庫・洗濯機などの家電製品だけでも本当に多くてびっくりしました。こういった作業はプロの方にしかできないと思いました。これからも必要なお仕事だと思いますので、お体大切にお仕事に励んでください。(お客様の声)
(※ 今回のご依頼は、亡くなった弟さんのお姉さんからのものでした。弟さんは長い間一人暮らしをしており、病院で亡くなった後、その部屋の片付けや遺品整理をすべてお姉さんが引き受けていました。弟さんの部屋には多くの物が残されていましたが、その中でも特に印象に残ったのは、アパートの敷地内に置かれていた2台の自転車です。
1台は古いものでしたが、もう1台はまだ新しく、お姉さんはその自転車をふじみ野市の自宅に持ち帰り、弟さんの形見として大切に使うことに決めたそうです。
形見分けは通常、時計や筆記具、服、アクセサリーなどが選ばれることが多い中、自転車を形見に選ぶのは珍しいと感じました。
そして、現場で感じたのは、お姉さんの弟さんへの深い愛情でした。遺品整理を進める中でも、その思いを大切にし続ける姿から、弟さんへの強い気持ちが伝わってきました。)関連サイト: 親の親の形見分けはいつ行う?時期と注意点 見沼区作業内容とお客様の声-続きはこちら
【50代女性のお客様の声 さいたま市 中央区 3DK】
実家のマンションの近くに住んでいましたが、2年近く整理が進みませんでした。
主人は「持ち家だから急がなくてもいいと思うよ」と言ってくれましたが、いつまでもそのままにしておくのは良くないと思い、また、管理人さんにもご迷惑がかかるのではないかと思いお願いすることにしました。
初めは一人で実家の整理をしていた時期がありましたが、何か胸にこみ上げてくるものがあって進みませんでした。遺品整理は本当に辛く感じていましたが、スタッフの皆さんが丁寧に対応してくださり、心が救われました。最後にお掃除もしてくださって、本当に助かりました。
(※ 持ち家の場合、遺品整理が先延ばしになることはよくあります。今回の現場では、50代の主婦の方が2年以上、遺品整理が進まずに悩んでいました。
実家は3LDKで、自分の部屋はすでに整理を終えていたものの、両親の遺品については「手をつけられなかった」と話していました。
両親が遺した品々をそのままにしておきたいという複雑な思いがあったようです。
依頼に至ったのは、ご主人の提案がきっかけでした。2年以上整理が進まないことを心配し、「自分で進めるのが辛ければ、専門業者に頼んでみたらどうか」と勧めたそうです。遺品整理は単なる片付けではなく、感情的な負担が大きいため、時間がかかることも珍しくありません。
このようなご依頼では、家族の思いを尊重しながら、業者としてお客様の心に寄り添い、思い出や大切な品々を丁寧に整理することを心がけています。)中央区作業内容とお客様の声-続きはこちら
【60代女性のお客様の声 緑区 戸建て】
94歳で亡くなった母は「まだ使えるから」が口癖で、娘の私が実家を片付けようとしても「捨てなくていいの!」と片付けさせてくれませんでした。
店長さんが見積もりに来てくださった日に「昔の方は物を大切にされる習慣があるので珍しいことではないですよ」と言われ、私の実家だけかと思っていたので、その言葉に救われた思いがしました。
母の思い出の品々がたくさん詰まった実家は、片付けるのが本当に大変でした。主人からも「物が本当に多いね」と言われてきましたが、スタッフの皆さんがこつこつと整理を進めてくださり、肩の荷が下りた思いです。整理をしていただけて本当に助かりました。(お客様より)
(※ 一般的に、ご高齢の方の部屋には多くの遺品や家財が残されていることがよくあります。これは、「物を大切にする」という習慣や躾が根付いているためで、無理に片付けを進めようとすると逆効果になる場合も少なくありません。
特に、物資が不足していた時代を経験した方にとっては、物には深い愛着や思い出が詰まっていることが多く、簡単に捨てることに強い抵抗感を抱くことがあります。
そのため、遺品整理や生前整理で、部屋にたくさんの荷物が残っているのは珍しいことではなく、むしろ一般的な現象です。家財が多いのはご実家に限ったことではなく、多くの高齢者の方の家でもよく見られる光景です。) 具体的な整理事例 – 続きはこちら
お客様事例から見る当社のサービス
今回ご紹介した7つの事例は、当店にご相談頂いたお客様の声です。
誰も住まなくなった実家の整理、主人の転勤に伴う実家の遺品、実家の整理を依頼した50代女性、介護ホームに入居した母の荷物、一人で住んでいた弟の部屋の整理、2年間進まなかった実家の片付け、94歳で亡くなった母の遺品整理といった様々なケースです。
さいたま市の現場で直接伺ったことと共に、(※)内に現地の状況をお伝えしました。
これらの体験談を通じて、整理に直面している方々の参考になれば幸いです。
当店では、お客様一人ひとりのご要望に応じて、安心して任せていただけるサービスを提供しています。お困りごとがありましたら、どうぞお気軽にご連絡ください。
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