亡くなった方の整理作業は、故人の思い出を大切にしながら、遺族の方が新たな一歩を踏み出すための大切なプロセスです。
こちらでは、当社の整理サービスをご利用いただいた3つの事例をご紹介します。
これらの事例を通じて、具体的な作業の流れやお客様の声をお伝えし、整理作業がどのように行われるかをご理解いただければ幸いです。
最初の事例は、30代女性のお客様の声です。
次に、実家の片付けのご相談があった50代女性のお客様です。最後は、生前整理のご依頼があった50代女性のお客様の声です。
お客様からいただいた声の後に、担当者が(※内で)現場の状況をご説明いたします。それぞれの体験を通じて、具体的な流れやそのご感想を参考にしていただければ幸いです。
【30代の女性のお客様の声 実家の片付けと部屋の整理】
まだ子供が小さく、実家の整理がなかなか進まなかったので、今回お願いすることにしました。
見積もりに来てくださった店長さんの人柄がよさそうで、主人と相談して「内藤さんに頼もう」と決めました。
作業の1日目に、父が勤めていた時期の名刺が出てきた時には、本当に懐かしく思いました。
父がどんな仕事をしていたのかを改めて思い出し、感慨深い気持ちになりました。
また、母がいつも穏やかに過ごしていたことが、いろいろな手書きのメモや手紙から感じ取れました。
母の手書きのメモは形見として持ち帰ることにしましたが、その中には家族への思いや日々の感謝の言葉が綴られていて、胸が熱くなりました。
作業中もスタッフの方々は丁寧に対応してくださり、家の中が片付いていく様子を見ていると、少しずつ気持ちの整理もついてきました。
おかげさまで、気持ちの整理とともに物の整理も進めることができ、本当に助かりました。(お客様より)
(※ 現場は、武蔵浦和駅から徒歩約10分の静かな住宅街に佇むマンションで、部屋は落ち着いた雰囲気に包まれた、穏やかな空間でした。写真にもあるように、お母さまの部屋に入ると、最も印象に残ったのは「健康長寿の4原則」と書かれた紙が掲示されていたことです。
この紙には、一見すると、そこに書かれていることは私たちが日常的に耳にする、いわゆる「当たり前」の内容かもしれません。
ただ、そのような基本的なことを毎日目にすることで、改めて自分の生活を見直したり、意識的に健康を維持しようとする気持ちが生まれると故人の想いが伝わってきました。日々の習慣に対する気づきや意識の高まりが、長期的には大きな効果をもたらすことを感じさせる、そんな一枚の紙がその部屋には印象深く存在していました。
これまで数多くの部屋の整理を行ってきましたが、形見分けに最もふさわしい遺品と実感しました。店長 内藤)
【50代の女性のお客様の声 実家の荷物整理】
実家の整理をなかなか進めることができなかったのは、両親が使っていた部屋をそのままにしておきたかったからです。初めの頃は頻繁に南区の実家に来て、家の中に風を入れていましたが、2年近く経つと数か月に一度くらいしか来れなくなってしまいました。
そのため、部屋の中が傷んでいる気がし、そろそろ片付けなくてはと思い、遺品整理をお願いしました。
見積もりの日には、家の中の埃が積もっている様子を見て、店長さんに申し訳ない気持ちでいっぱいでした。しかし、店長さんやスタッフの方々は嫌な顔ひとつせずに、黙々と作業を進めてくださいました。
作業中、母の思い出の品が次々と出てくるたびに、母がどれほどこの家を大切にしていたかを改めて感じました。
特に、母が大切にしていたベッドを片付ける際には、心の整理も一緒に進めているような感覚になりました。
母の思い出が詰まった品々を一つ一つ丁寧に扱っていただき、本当に感謝しています。
スタッフの方々も手際よく作業をしてくださったおかげで、無事に整理を終えることができました。実家がきれいに片付き、ほっとしています。ありがとうございました。(お客様より)
(※ 現場は、約2年間空き家の状態が続いていました。実家の片付けは、特に持ち家の場合、どうしても先延ばしになる傾向があります。
賃貸物件のように退去の期限がないため、片付けをいつ行うか、具体的な時期を決めるのが難しく、結果として「いつかやろう」と思いながら日々が過ぎてしまうことが多々あります。
そのため、気づいたときには、かなりの時間が経過してしまい、ようやく手をつけるまでに至らないことも少なくありません。
特に、思い出の詰まった物品に向き合うことは、精神的にも大きな負担となりがちです。愛着のある品々を整理すること自体が感情的なハードルとなり、その結果、片付けに取りかかるのが一層難しくなることがあります。
こうした理由からも、早めに計画を立て、段階的に片付けを進めていくことが、後々の負担を軽減するためにも非常に大切です。)
【50代の女性のお客様の声 実家の生前整理】
実家の整理を進めていただきました。まずは押し入れの中に入ったまま使っていない布団や衣類の整理をお願いしました。
店長さんからは「生前整理は少しずつ進めることがポイントです」とアドバイスをいただき、無理に片付けを進めないようにしました。
以前はかたくなに捨てないと言っていた母が、少しですが協力的になったことには驚きました。
作業当日、スタッフの方々は一つ一つの品物に対して丁寧に対応してくれました。母が「やっぱり、これは取っておいて」と言うたびに、スタッフの方々はその言葉に耳を傾け、母の気持ちを尊重しながら作業を進めてくれました。
押し入れから出てきた古いアルバムや手紙を見つけたときには、母と一緒に思い出話に花が咲きました。スタッフの方々もその場に立ち会いながら、温かい雰囲気で作業を続けてくれました。
そのおかげで、母も私も心の整理が少しずつできるようになり、感謝の気持ちでいっぱいです。(お客様より)
実家の整理は大変な作業でしたが、スタッフの皆さんの配慮と丁寧な対応のおかげで、無事に進めることができました。
母が安心して新しい生活を始める準備が整い、本当に良かったです。これからも必要な仕事だと思うので、頑張ってください。
【さいたま市南区 お客様事例から当社サービス】
今回ご紹介した3つの事例は、直接お客様から頂いた声です。
まず、小さな子供がいる30代女性のお客様は、実家の整理を進める中で、父親の名刺や母親の手書きのものが見つかりました。
次に、両親の家財整理に取り組んだ50代女性のお客様は、部屋の傷みや埃に驚きながらも、何とか進めることが出来ました。
最後に、生前整理のご相談があった50代女性のお客様は、母親の協力があって、整理を進めることができました。
各事例を通じて、当社がどのようにお手伝いできるか、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
お困りごとがありましたら、どうぞお気軽にご連絡ください。
遺品整理の埼玉中央店
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